私は作品を発表している。







「映像見ました。素敵でした!」







って、何を見て?どこをどう見てそう思ったの?素敵?何が?誰が?私が?





相手が聞いたら閉口してしまうような疑問をいつも胸いっぱいに抱えて、私は泣き出しそうな程 惨めな心を抱えて街を歩く。





素敵って?





こんな姿の私の、どこが?








そんな虚無感と一体いつまで戦えばいいのだろう。







正直に生きると言うことは、こんなことなのか?







こんな思いをすることなのか?







褒め言葉も素直に受け取れないことが、生きることなのか?








正直とは、もっと明るくあたたかいものではなかったのか?