2023年が明けたと思ったら早くも1か月が過ぎてしまいました。
まだまだ冷え込みがきびしいですが、暦ではもう立春。
まずはアクファクトゥムというドイツの会社の上質な生地を3点。
ひとつめはコットンに繊細なラインで描かれた野の草花と小鹿。
鹿というのはなんて美しい姿なのでしょう。古くは神様の使いと考えられていたそうですね。
この生地の中の小鹿は絶妙に抑えたカラーの花々に囲まれて穏やかに佇んだり休息したりしています。
見ているだけで心が癒される、これ以上ないような美しいデザインで、個人的感想になりますが本当に好きな生地です。
内布は明るいモスグリーンのドット模様、リボンも同じく明るいモスグリーンです。
そしてこちらはくるみの殻の中ですやすや眠る妖精。グレーとブルーのグラデーションで描かれた可憐な草花のシルエット。
そしてドイツの言葉。「妖精の粉と陽の光。こんな日は魔法が使えそう」「生垣の鳥の声に耳を傾け、カタツムリの1匹1匹まで慈しもう」
おぼつかない訳ですみません。でも慈愛の心を持ち、世の中を楽しんで幸せに生きるということだと思います。
内布はわずかにくすんだ水色のドット柄、リボンはクリアな水色を選びました。
3点目は黒猫と女の子、カエル、そしてツバメとナズナや忘れな草などが生き生きと描かれたデザイン。
ツバメは小さな身体で海を渡って何千キロも旅をする鳥です。その目が見てきた景色はどんなに壮大で美しいことでしょう。
そして巣をつくるのは邪気のない場所なのだそうです。ツバメがいてくれるならお骨壺もきれいな気に包まれるかなと思って選びました。
内布は明るいモスグリーンのドット模様、リボンも同じく明るいモスグリーンです。
最後はリバティプリントの生地です。リバティはやっぱりさすがなのです。
色使いもとびきり美しいし、繊細な絵柄が芸術品のようで眼に楽しく、ついつい延々と眺めてしまいます。
ペールピンクやパープルのグラデーションを使って繊細なタッチで描かれた草花のハート型リースがずらっと並んだデザインです。
春の訪れそのもののようで気持ちが明るくなりますね。
内布はピンクと白のストライプ、リボンは少しくすんだ甘すぎないピンクを選びました。
以上4点の新作、詳細は以下のバナーからご覧いただけます。
もう2月ですが、今年初めての更新なのでご挨拶。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。良い年になりますように。