今までありがとうございました。 | 「月松橋」活動報告

「月松橋」活動報告

同人団体「月松橋」です。

たまけっと3無事終了致しました、お疲れ様でした。
スペースに来てくださった方、お話してくださった方、本を手に取ってくださった方、ありがとうございました!『たまこ』好きな皆様と同じ場所にいられてとても嬉しかったです、サークルとして参加できて本当によかったです…!


さて、夏コミで「これで一旦最後にする!」と申したにもかかわらず即座に帰って来るという暴挙をやらかしてしまったため、「これ(たまけっと3)で本当に最後なのか…?」と言う疑念を抱かせてしまっているのではないかと、(私の自業自得でしかないのですが)危惧してしまっています。
ですが、「これで本当に、サークル参加活動を休止します」。
これから少なくとも一年近く、もしくはそれ以上にわたりまして、『月松橋』は休みを取ることと致します。

ここまで断言出来てしまうのは、夏コミ後と今では私の状態がかなり異なるからです。
夏コミ直後にはまだ余力とやる気が十分ではないにせよあり、「まだ行ける、まだ出たい、たまけっと3に参加したい!」という意地を通したいと思えていました。
しかし今、事前に来ることが分かっていた忙しい事情の中で半ば無理矢理本を出してイベントに参加したことで、はっきりいって自分の体力と気力の限界を感じました。
「いや、もう、いいや――ここで、終わりにしよう」
これが、今の自分の本心です。

これ以上たとえ頑張ったとしても、多分即売会会場に辿り着く前に体壊してぶっ倒れると思うんですよね自分は(こっそり申し上げると、今回も「下着とはだかの~」の原稿完成直後に謎の胃腸炎で倒れかけました。数日で一応体調が戻ったので良かったですが…)
そうなると「即売会のために無理をしたのに即売会に行けない」という本末転倒になるばかりでなく、自分のリアルでの生活にも更に影響が出てしまい…となると、「今頑張っても、それは余計に同人から遠ざかる結果を招くだけ」と結論せざるを得ませんでした。

ただ「じゃあ絶対二度とサークル参加は出来ないのか?」と考えると…そうは思いたくないです。
一年くらい経てばまた自分のリアル生活も変わると思うので、その後に落ち着いたらまた帰って来られるかもしれない。仮に来年には落ち着かなかったとしても、三年後、五年後ならあるいは…とにかく、これで永遠にチャンスがないとは考えていませんし、考えたくもないです。
であれば、「いつか頑張ってサークル参加が出来るようにする」ために、また同人に近づけるように、今はリアル生活の方に集中したいと決めています。
リアル生活ではなく同人活動を優先するという選択肢もなくはないのかもしれませんが…すいません、流石にリアル生活が成立していない状態で趣味である同人に力を注げるほど自分は強くありません。精神的にも、そしてなにより金銭的にも「自分には無理だ!」と断言出来てしまいます。


ここまで来られたことはとても光栄ですし、幸せです!
一年前に同人の世界を知って「これ、絶対おもしろそうだ!」「自分もやりたい、あの場所に行きたい!」と願って飛び込めたこと、これまで存分にこの場所で楽しめたこと、全てが大事な思い出です。
「もっと頑張ればもっと楽しめる!」と思いながら走り続けてこられたこと、「もっと頑張ってもこれ以上は楽しめないかな」というポイントギリギリまでやり続けられたこと。どちらをとっても、自分は間違いなく果報者だって、はっきり言えます。
ただただ自分のわがままをここまで通せたのは、ここまで力を貸してくださった皆様の御蔭でしかありません。重ね重ね、深く御礼申し上げます。


それなりの体力と時間と責任を必要とする(※でもその分達成感もすごいよ!最高だよ!)サークル活動からは暫く離れますが、別に同人が嫌いになったわけでは全くありませんので、これからもいち読み手として、イベントへの一般参加は時間が許してくれる限り続けたいと思っています。まだまだたくさんのお話が読みたい…!
あと自分の妄想癖も多分収まらないと思うので、これからも煮詰まってしまったアレコレをこっそり放流することはあると思います。あくまでも時間的・体力的・物理的にどうしても苦しいからイベント本を止めにするだけであって、それらの制約がないならこれからもきままに話をかけたらいいな、とは思っています。
別に妄想したからって必ずしも書かなくちゃいけないわけじゃないけれど…私自身も含めて物書き・絵描きと言う人種は自分の想像したものを形にできないと気が狂う存在ですので(笑)。気が狂って生活に影響が出る前に、適切な手段で発散して行きます。


いつになるかは分かりませんが、即売会の島の内側に再び居場所を頂戴できる日を迎えられますよう、ずっと走り続けていたいと思っています。
その時に、もしもまた遊びに来て頂けるというのであれば、これ以上の幸せはありません。

今までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


(温泉半熟卵)