Hyblid Child
中村春菊<あらすじ>
小太郎がゴミ捨て場で拾ってきた人形・葉月は、持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッド・チャイルドだった。しかし、ある日突然葉月か直ることがない欠陥があると知り…
さて。記念すべき最初の感想レビューは中村春菊さんのHyblid Childです!
なぜかというと、たまたま今日会社に来る前に読んできたという単純さ。
今日は会社に泊まってまして、記憶に新しいものにしようと思ったわけです。
怠惰じゃないよ?
でも朝読むものではなかった…。
だって切な過ぎる…! 悲し過ぎるよ…! 電車で涙が出そうになりました。
1人だったら泣いてるって!!
中村春菊さんの漫画はほぼ読破していると思いますが、コレが一番好きかも。
今まで読んでなかったことに大後悔…!(くっ…)
感動しすぎますね!
大まかに3つの物語で構成されていますが、
まず最初の小太郎と葉月の話。
…小太郎健気!! かわいすぎる…(吐血)
寿命だと人形師に言われ、それでも諦めずに、手の豆を潰してボロボロになるまで葉月を直そうと奮闘します。
その時、小太郎のいない場で人形師の黒田と会話をしているのですがその時の葉月のセリフ…!
「好き? 愛している? そんな一時的な感傷的なものじゃない
この体 声 心 全て小太郎が作り上げたものだ
私の全ては --小太郎のものだ」
グハァァァァ!
心臓打ちぬかれるほど萌え悶えました。
愛という一言では表せないほどの強い想い、たまりませんーー!
その後の壱とゆずの話もかなり感動的でした。
ゆずが懸命に壱を想う姿、ヤラれます。
でもね、その話を割いてでも語りたくなるのは
ハイブリッドチャイルドを作った人形師・黒田の物語、第3話目からでしょう…!
素直になれずに、でも愛しくてたまらない月島。
でも、時代は戦火の最中。
非情な時代が2人を永遠に突き放す運命を強いるのです…。
口喧嘩ばかりしていた黒田と月島がやっと素直になったあくる日には
もう二度と触れ合えぬようになってしまう。
そして作り上げた試作品の第一号は、月島にそっくりなハイブリッドチャイルド。
え、何…!? この結末なんだい!?
涙がちょちょ切れるじゃあないか……!!!!
悲しすぎる結末なのに、どこかすっきりとさせる物語の構成には、惚れ惚れといたします。
それは多分、ちゃんとお互いを想い合っていたというのがしっかり読者に伝わっているからですね。
正直、BLは断固ハッピーエンド派です。
でもこれはある意味アンハッピー。それでも大好きな物語でした。
ちょっと思ったのだけど、黒田が作った一号目が月島モデルってことは、小太郎が持っていた葉月なんじゃないか!?
その辺りは全く触れられていなかったので、憶測でしかありませんが。
そう思うと物語のつながり、伏線を作る巧みさも感心するの一言に尽きます。
いやー。
偶然の記念すべき1作品目、「Hybrid Child」は最高の作品だったので良かったです!
買ってよかった感は100点ですね。
おお、いきなり。
(ってかこんなシステム!?)
さすが、人気のある作家さんだと思います! はい。
しょっぱなから長くてすみませんー。
では、わたくしはひとっフロあびて、仮眠をとってまた仕事に励みます!
月曜からこの仕打ち… うんざりだよ!
*月華*