中央区が東京都に築地市場移転問題について要望
10月27日(水曜日)に
中央区が東京都に築地市場移転問題について要望書を出しました。
仲卸機能など市場の一部を築地に残し、
お寿司屋さんや料理屋さんの買出しに対応する案です。
もし移転した場合は、築地ブランドを守るために、
写真のような施設ができれば素晴らしいです
●詳細な要望書とイメージ図は以下の中央区のページに資料があります。
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei22/puresuh221027/index.html
●以下は、東京新聞の記事
「移転してもにぎわいを 中央区、築地問題で都に提案」
築地市場(中央区)の豊洲移転問題で、中央区は二十七日、
移転後の跡地利用案をまとめ、都に提案した。
歴史が刻まれた「築地ブランド」を生かし、鮮魚販売の施設などを建設し、
食文化の継承をテーマとした、新たなまちづくりを目指す。
区は、市場の現在地再整備を求める立場を変えてはいないが、
今月、石原慎太郎知事が豊洲移転を決断したことを受け、
“現実路線”として、移転後もまちの活気を維持する計画をまとめた。
提案では、仲卸など市場機能の一部を築地に残し、これを核として、
物販やイベントにも活用できる多機能の「にぎわい施設」を建設する。
豊洲移転後も築地に残る場外市場と一体化させ、
観光、買い物客を呼び込む構想を描いた。
また跡地西側は「高度利用エリア」とし、
低層のにぎわい施設の容積率を移転して、
高層ビルが建設できるようにする。
同日、矢田美英区長が都庁を訪れ、岡田至・都中央卸売市場長と
和田宗春・都議会議長に築地問題の早期解決を求める要望書と、
移転後のイメージ図などを手渡した。
矢田区長は「万が一、豊洲に移転すればということで、
責任ある自治体として要望した」と話した。