これから滋賀県で米粉のお菓子教室を
始める準備をしています
tsukiiro(ツキイロ)です
tsukiiroでは卵・乳製品・小麦は一切使用せず
美味しい米粉のお菓子を学んでいただけます
今日は、米粉のお菓子作りに欠かせない
「油（オイル）」のお話をしたいと思います。
「レシピには植物油って書いてあるけど、どれを使えばいいの？」
「太白ごま油って普通のごま油と違うの？」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか？
米粉のお菓子は小麦粉よりあっさりした風味なので、
油の選び方ひとつで味や食感の印象がガラッと変わります。
今日はよく使われる油をいくつかご紹介しながら、
選び方のポイントをまとめていきますね。
◎よく使われる油の種類と特徴◎
✔ 抗酸化作用のあるビタミンEなどを含む栄養価の高い油であり、
酸化しやすいリノレン酸の含有量が少なく、酸化しにくいのが特徴です。
✔ 米粉との相性が抜群で、素材の味を引き立ててくれる
香りやクセがほとんどなく、焼き菓子を軽やかに仕上げたいときにぴったり。
私はマフィンやパウンドケーキなど、ふんわり感を出したいお菓子に使います。
② 太白ごま油（たいはくごまあぶら）
✔ 無色・無臭のごま油（焙煎していないタイプ）
✔ ごまの香りはほぼなく、クセがないのでお菓子作りにぴったり
✔ 焼き菓子がふんわり軽く仕上がります
クッキーやマフィンなど、どんなお菓子にも万能に使っています
※「ごま油」と聞いて香ばしい風味を想像される方が多いですが、
太白ごま油はまったくの別物です。
③ 菜種油
✔ 比較的クセが少なく、手に入りやすい
✔ 有機のものや圧搾製法のものがおすすめ
✔ 米粉の素朴な風味と相性が良い
特に有機・非遺伝子組み換え表示があるものは安心して使えます。
こちらもクッキーやマフィンなど、どのお菓子にもGood
ただし、メーカーによっては香りや色が濃いものもあります。
香りや色の濃くないものをお使いくださいね。
④ ココナッツオイル
✔ 南国の甘い香りが特徴
✔ 固形（常温で白く固まる）タイプが多い
✔ クッキーやグラノーラに使うと風味豊かに仕上がる
香りがはっきりしているので、レシピに個性を出したいときにぴったりです
マフィンなどのフワッとさせたい焼き菓子には油分が多いので不向きです。
クッキーやタルト系に使います。
ココナッツの香りが苦手な方には無香タイプがおすすめです。
ココナッツオイルは２０〜２５度で固まる性質があるので
どのお菓子を作るにもココナッツオイルは必ず溶かしてお使いください。
うまく乳化ができずできず、失敗の原因にもなります。
ご家庭でのお菓子作りには
米粉のお菓子は「グルテンがないからこそ」
油の力で美味しさがグンと引き立ちます
どんな風味にしたいか、
どんな人に食べてほしいかを考えながら、
油選びも楽しんでみてくださいね
tsukiiroはただいまレッスン開講に向けての
準部期間中です。
詳細が決まり次第お知らせさせていただきます。