前回の続きです。




呉港艦船めぐりを終えて
いよいよ大和ミュージアムへ入館します。



入館すると早速10分の1
スケールの
戦艦大和がお出迎え。
本物が263mだから26.3m
新幹線1両分くらいの長さですね😲



艦橋周辺の対空機銃群。
小学生の頃、プラモデル作ってた頃
この辺りが細かくて部品折っちゃったり
無くしちゃったりしたんですよね😅



前日、平和記念資料館へ行って戦争の悲惨さを
感じてきたばかりなのに、戦闘兵器を観て
カッコいいとか思ってしまうのはどうかとも
思われそうですが、大和型戦艦に関しては
何か特別な思いがありますね。
カッコ良いとかそんな単純なものではなく
美しさ、威厳とか色々感じるんですよ。
私個人的に現在の物も含め数ある軍艦の中で
デザイン、バランス的に大和、武蔵を越える
艦はありませんもの😏





とりあえず1階の大和の周りをぐるっと
回って他の展示エリアへ移動します。



大和に関する展示だけでなく呉の歴史に
触れる展示も見られました。
広島といえばマツダの地元ですが
その名もマツダ号という3輪車。
広島の戦後復興に活躍した車両です。



酸素魚雷の展示もありました。
日本独自の技術だったんですよね。



そして
存在してはいけなかった乗り物
“回天”です。
人を部品の一部として組み込んだ
人間魚雷ですからね😡



こちらも特攻兵器になります。
特殊潜航艇“海龍”です。
胴体脇に抱えた魚雷2本で攻撃後
艇首に仕込んだ爆薬ごと自ら魚雷となり
体当たりするそうです……
世界初の有翼潜水艇として開発されたのに😓




零戦の展示もありました。




零戦の展示は複製含めてアチコチで
見ましたがエンジンを近くで観るのは
初めてかしら。
もうこれは芸術作品のようです😌



搭載されていた機銃も展示されていましたよ。



2階への通路からコックピットを
狙ってみましたが、反射してしまって
よくわかりませんね……



こちらのアート作品………もとい
エンジンは一式陸攻や二式大艇
搭載されていたエンジンです。
星形エンジンの場合、ピストンやクランクが
右のようになるんですね😲




再び10分の1大和へ……
3階からの眺めです。



艦船模型も多数展示してありましたよ。
艦橋構造物のデザインが素晴らしい重巡洋艦。

画像は重巡高雄です。
最近になりゴジラにやられてしまうという
結末が明らかになりましたけどね😝



そしてイ号400潜水艦
戦艦大和、武蔵も好きな艦船ではありますが
この潜水艦もそれ以上に興味のある艦船です。


潜水艦なのに格納筒から攻撃機をカタパルトで
発進させるなんて、まるでモビルスーツを
搭載した宇宙艦みたいじゃないですか😁
もっとも実際は組み立て等の行程もあり
そんなスマートに発進は出来なかったようですが……

大和や武蔵を造らず、こういった潜水空母を
たくさん造っていれば………
なんて架空戦記小説ありましたよね。
私もずいぶん読みましたけど😅

そろそろ終わりも見えてきて………からの



またまたアート作品発見。
星型複列18気筒エンジンです。
これだけの気筒数のあるエンジン……
80年以上も前の機械なのに、よく整備して
しかも飛ばしてたと思いますよ😅

最後は造船や船についての展示で
子供が楽しんだり自由研究で学ぶような
所だったので流して観てしまいました。

もうお昼時、お腹も空いていたので
一度退館し、近くの建物へ。





もちろんお昼は海軍カレー。

厳密に言えば海上自衛隊のカレーですが
各艦艇によって味が異なるそう。
見た目だけでは分かりませんが
上はカミさんが食べた海自隊員監修の
食堂オリジナルカレー
下は私が食べた潜水艦そうりゅう艦長認定
そうりゅうカレーです。

どちらのカレーも甘酸っぱ辛い感じですが
味音痴な私でも違いが分かるくらい
個性が出ていましたよ。

カレーのほかにクジラカツと
肉じゃが(呉が発祥なんて知らなかった……)
飲み物は牛乳が定番だそうです。

お腹が満たされたところで
次はてつのくじら館へ向かいます。

つづく

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