CAST:菅野美穂、江口洋介、小池栄子、池脇千鶴、宇崎竜童、夏木マリ
なおこは夫と離婚し、娘の一人娘のももを連れて実家に戻った。
実家では母・まさ子が「パーマネント野ばら」という美容室を営んでおり、毎日近所の女性たちが詰めかけては男の思い出や恋の話に花を咲かせていた。
何度も再婚を繰り返したまさ子は最後の夫・カズオとは別居中。
カズオは別の女性と同居しており、なおこに取り成しを頼んできた。
そんななおこは、高校教師のカシマと、誰にも秘密でひっそりとした交際を続けていた…。
やっぱり菅野美穂はいいなぁ。
凄く可愛かったです。
監督が「腑抜けども悲しみの愛をみせろ」の監督で、そっちも良かったけどこれも結構好きでした。
周りは全員男運のないような人ばかりで、そんな男達に振り回される様子がなかなか悲惨で
なかなかおかしく面白い人達ばかりでした。
小池栄子は自分の経営するクラブ(?)の女の子と堂々と浮気をする夫のことを車でひき殺そうとしたり
それでも夫は全く反省しないし、小池栄子も夫のことを嫌いになれないし
なおこ(菅野美穂)がカシマ(江口洋介)と会っているシーンがなんだか現実味がなくて、ずっと違和感でした。
温泉旅行を了承したのを見て、「もしかしてカシマはいないのかな?」って思ったらやっぱりカシマはずっと前に亡くなっていて
でも離婚して戻ってきたのになんだか変だなとは思ったけど。
海辺で小池栄子に「私おかしいのかな?」って聞いて「あんたがおかしかったらこの町の人間はみんなおかしいわよ」って言われてて
確かにおかしいなぁと思って
昔、なおこの母親が男に逃げられたときになおこが「わたしがいるでしょ」って言うのですが、なおこもまた娘に同じことを言われていました。
親子だ
最後の菅野美穂の笑顔のシーンが良かったです。
全然ハッピーエンドじゃないし、何も解決していないのになんだか見終わった後すっきりしました。