Cast:北川景子、本仮屋ユイカ、黄川田将也、宮崎美子、大杉漣
家庭を顧みない父親と過保護な母親の下で育った高校生、リナ(北川景子)。誰もが羨む完璧なルックスで、周囲から持て囃され、取り巻きに囲まれながら、ただ時間を消耗するかのように毎日を過ごしていた。
しかし、ある夜、クラブで突然気を失ってしまう。気が付くと、病院のベッドにいた。
心配する両親に反抗してばかりだったが、自分がガンであることを告げられ、呆然とする。
そこに、小学校の同級生だと名乗るマキ(本仮屋ユイカ)という少女が訪ねてくる…。
本当は直接映画館に観にいくつもりだったのですが、上映期間が短かったため、間に合わず…
北川景子ちゃんはやっぱり素晴らしく可愛かったです。
友達は利用するもの、と言い切るリナが、何故そういう風になってしまったかというのの説明がマキのたった一言の説明で、そこはもうちょっと触れて欲しいかなって思いました。
容姿がいいために面と向かって罵られるっていうのは、「ちょっと可愛いからって調子に乗って!」ってことなのかしら
だって小学生の頃はあんなに良い子だったのに
なんだかちょっと不思議でした。
まぁ短い時間の中におさめなくてはいけないので、大変だとは思うんですが。
リナの病室にマキが尋ねてきたときも、「友達です」「友達だから」って面識がないと思っているリナにやたらにはっきり言い切って病室に来続けるのも
リナにとってはちょっと気持ち悪かったんじゃないかなぁって思うんだけど
でもなんだかんだ、自分のことを心配してくれる人がいるっていうのは嬉しいですよね。
マキは小学生の頃にリナに優しくしてもらって、「友達だから」って言ってもらえたのが嬉しくて
リナのほうはそんなこと全く覚えてなかったのですが、さりげなくしたことであっても、相手に大きな印象を残すことって珍しくないんだなぁと思いました。
リナはヨウスケのことを簡単に信じたけど、私は絶対にヨウスケは裏切ると思っていたので、あの場面は見ていて辛かったです。
泣き叫ぶリナが観ていて痛々しかった。
そしてその後の車椅子に乗るマキを見て更に
マキは実は病気で、その世話をするために今度はリナが頑張って、看護師の資格を取って、でも結局マキは死んでしまうんですけど
誰かのためにここまで出来るのって凄いなって思いました。
そんな風にしてくれる友達がいるのって、幸せなことですよね。
ちょっと駆け足だったように感じましたが、良い映画だと思いました。
友達は大事にしましょう。