振り返ると、ほんの10年程前までのわたしには、ある思考癖がありました。

今だから癖だと自覚できるようになりましたし、その癖を直す努力もしてきましたし、今もひょっこり顔を出すそれに瞬時に気付くことができるようになりましたので、「おーっとーーー」と直ぐ軌道修正しています。

その癖というのは、

◯◯すれば、わたしは幸せになれる

というもの。

例えば。

★このゴミをゴミ箱に投げて一発で入ったら、幸せになれるー

とか

★あの角を曲がるまで誰にもすれ違うことなく辿り着けたら、この後良いことあるー

とか

★この高架下を歩いている間に電車通ったら、絶対幸せになるー

とか

ちょっとしたことを自分の中で賭け事にして、『わたしの人生ラッキーアンラッキー』みたいなことをしていました。

きっかけはわからないけれど、

小学校低学年くらいから、近所の本屋さんに行っては占いコーナーにある本をよく立ち読みしていたので、スタートはそのあたりからだと思います。

中学校の時は、仲良しの女子に手伝ってもらって、割と大掛かりなおまじないを教室でやったの。爆笑

好きな男子と二人きりになれるっていうおまじないでね。

　↑

多分、当時読んでいた『りぼん』に書いてあったんだと思う。

んで、

その数日後にその効果ありで叶ったのよ。

それでハマっちゃって。笑

そこからは占い沼人生さ

だって、大人になっても占いの勉強始めちゃうくらいだからね

今の自分は幸せではないと思っているから、幸せだとは思えないから、『◯◯すれば、わたしは幸せになれる』とおまじないをかけるんですよね。

となると、

じゃ、どういう状態になれたら幸せだと思えるのか。

なんです。

幸せの定義がね。

みーんな違うんだってこと、歳を重ねると理解できてくる。

ほんと、100人居たら100通りの『幸せの定義』があることを知る。

彼氏彼女がいる

ことが幸せだと言う人もいる。

どれだけ仲悪くてもね。

結婚している

ことが幸せだと言う人もいる。

これも、どれだけ仲悪くてもね。

子供がいることが幸せとか

子供がいないことは不幸せとか

持ち家していることが幸せとか

賃貸暮らしは不幸せとか

若い頃はそんな捉え方をしていたけれど。

例えば、

一度離婚を経験すると、自分にとっての『結婚』とは？を再確認するんですよ。

わたしは結婚に憧れて結婚したので、憧れの生活が出来ていない＝不幸せと決めつけていた。

そこにモラハラ夫だったから、もういろいろぐちゃぐちゃでね。苦笑

それでも、結婚していることが幸せだと思っていたから、もうどうにもこうにも苦しくてね。

そんなふうに、

思い込んでいること、決めつけていることが、果たして本当に意味ある内容なのか

の再確認をね、してみることは大事です。

お隣のおうちと、あなたんちと、

幸せだと思う内容は違っていいんだ。

それぞれのおうちでお気に入りの洗濯洗剤があるように。

あなたが幸せだと思える時間を少しでも増やすことができるように、頭と心の整理整頓をしてください☆

近頃、甘いもの（特にチョコ）を欲しなくなったわたしです。

このジクだけのお菓子が気に入ってます

おまじない好きが大人になると。