10年前。息子、小4。
「学校行きたくない」が始まったのが、初夏。
あの時から10年が経った今、朝「電車ギリギリじゃないか?」の時間に起きて(笑)、専門学校に通っている。
10年前には1ミリも想像出来なかったこと。自ら登校するなんて。
そりゃね、休まず学校通ってくれるのが『普通』なのかもしれないけど。
小学校中学校時代に学校行ける日数が少なかったとしても、高校だってその上の学校だって、行こうと思えば行ける。
お母さんの考え方が鍵です🔑
学校に行きたくないから『行かない』という選択をした子供たち。すんごいすんごい覚悟だよね。
わたしは、そんな勇気はなかった。
担任がめちゃくちゃ怖くて(今だったら逮捕レベルだろ、笑)、本当に本当に学校行きたくなかった時期があったけど、そんなこと言ったらもっと怒る人(←お母さん)がいて。
だから、踏ん張って踏ん張って登校してた。
ここ。
もっと怒る人(←お母さん)がいて。
これね。
あんなに小さな時から、もう、そう思い込んでいるんですよ。
そう思い込んでしまうような日々なんですよ。
「そんな大事なこと、なんでもっと早く言わなかったの!!」
↑
・・・だから言いたくなかったんじゃん・・・
て思い、わたしたちもしたよね。何億万回もさ。笑
なのにー なぁぜー
嫌な思いをしたあの時の経験があるはずの親であるわたしたちが、当時の親と同じことをしていてさ。苦笑
あー、やだやだ。笑
学校に行きたくないと思う理由は必ずあって、それが大きい悩みだろうが小っちゃい悩みだろが関係なく、悩みは悩みなんだよ。
「そんなこと気にしないの!」
って、悩みを『そんなこと』扱いする大人に、子供がいろいろ話してくれると思う??
親の言うことを聞く子が、いい子。
私が家事仕事をしやすいように我慢してくれる子が、いい子。
例えば、朝ちゃんと学校行ってくれれば、私は会社に遅刻せず行ける。とかね。
子供が欲しくて、欲しくて欲しくて欲しくて授かったはずなんだけどね。
小学校中学校時代は、まだまだ世界が狭い。しかも、子供にとっての世界は学校と家庭が全て。
習い事や塾などの違う環境があったとしても、数%の話です。
まだまだ世界が狭い子供に対し、これから世界を知る子供に対し、自分(大人)と同じ視点で物事を見ることを押しつけていませんか?
我が子に、どんなふうに成長してほしいですか?
いや、違うな。
我が子に、どう生きてほしいですか?