例えば。
別れた彼を忘れるために別の男を探すとするじゃん?←言い方、笑
『Aくんを忘れたい』から、忘れさせてくれる人なら誰でもいいと思って、探して、見つけて、付き合いはじめたBくん。
Bくんが登場したことで、
Aくんと行きたかった場所やお店に行き、Aくんと食べたかったご飯屋さんやスイーツ店に行き、Aくんと行きたかった地方へ旅行もして。
ひととおり欲を満たすことが出来た時にふと気付く。
「なんか、もうつまんない。」
その『つまんない』は、アレコレやりきって、次の目標みたいなものがないだけなんだけど、イコールBくんのことにすり替わっているの。知らないうちにね。
いやいやいや。
Bくんといる間はAくんを忘れることが出来たはずなんたけどね。
初めの目的は達成したはずなんだけどね。
例えば。
この人なら私を幸せにしてくれそうだから結婚するとするじゃん?
・・・はあぁ??
↑
ザコシ風に呼んで、笑
まあ、どちらもわたし自身の過去なので、もうさ、本当にアホウだったなあと思うわけですよ。爆笑
期待から始まった関係ですから、期待だけはどんどん大きくなる。
けれど、
期待とはわたしの『勝手な妄想』であって、相手に確認したわけじゃないんですよ。
なのにーーーなぜーーー
勝手に『幸せにしてくれそう』と妄想して、「話が違う!全然幸せじゃない!」と怒り、『幸せにしてくれると思ったのに』と落ち込み。
…ダサいら?笑
まあ、25歳という若さだったから、許してちょんまげ。
でも、この経験がさ、ためになったねーためになったよー。←今度はもう中、笑
次の恋愛は、次の結婚は、次勤める職種は、次の職場は、次の人間関係は、と、経験を無駄にしない選択が出来るように次を実践するわけじゃん?
いわゆる『学習する』ってやつね。
失敗を恐れて経験しないのが一番もったいない。
でもさ、失敗が怖いんじゃないんだよね。
失敗したことで、『誰かに何て言われるのか』『誰にどう思われるのか』が恐ろしくて、それならそう言われないように何もやらなければいいんだ。
を選択して生きてきたから、経験の数が増えていかないんだよ。
なくせして、
◯◯さんはすごい
◯◯ちゃんはいつもキラキラしている
◯◯さんは
◯◯さんも
◯◯さんまで
って憧れて、羨ましくなって、度を超えて恨めしくなっていくの、『勝手に』ね。
私もあんなふうになってみたいな!とは目指さず。
エネルギーを、時間を、他人観察に妬みに使うもったいなさ、ね。
そう、人生って経験なんだよ。経験の数。経験値。
もし今、やりたいと思うことがない、夢中になれるものがない、と落ち込んでいるとしたら。
やりたいと思えることを見つけるには、何でもいいから手をつけてみないとわからないよ?
手をつけたソレが、めちゃくちゃ楽しくなるものかもしれないからね。
探す のではなく。
やってみたいと思ったことをやってみる。
やってみたいとは思わないけど、気になったからやってみる。もね。
やってみないとわからない。本当にそれだけなんだよね。
なぜなら、経験がないから知らない。知らないことだからイメージが出来ない。
だから、まずはイメージを掴むために話を聞いたり調べて情報を得るじゃん?
そこで興味が湧いたら更に調べるって行動をするじゃん?
あ、若い頃さ
出産の痛みは、鼻の穴からスイカが出てくるくらいらしい
って、バカみたいなこと言ってたじゃん?笑
あれだって、実際にはわたし知らないよ。鼻からスイカ出したことないから。笑
しかも、帝王切開だったから。爆笑
そんなふうにさ、あの時の印象のままで生きていること、あるかもしれないよね?
ほら、
子供の頃は好きじゃなかった、茄子とか椎茸とかオクラとか、大人になった今はめちゃくちゃ好き。みたいな。笑
経験値。
人生の中で、食わず嫌いで手をつけてこなかった目も向けなかった、いろんなこと。
あの時は嫌だと思ったけど、今はそうじゃないことってあると思うんだあ。
知らないことがあるってことは、自分で自分をまだまだ喜ばせてあげることができる伸び代がたーーーーくさんある証しなんだよ。
誰かに何かを埋めてもらう、のではなく。ね。