1日24時間どの時間も辛くて苦しくて、縮こまってその場を生き抜くことが精一杯だった、『あの頃』。
また朝が来て、また昨日と同じ辛さ苦しさを味わうしかない今日がきて、また縮こまるしか術がなかった、『あの頃』。
現実から目を背けないと、今この瞬間すらも生き抜くことが辛くて苦しかった、『あの頃』。
そんななのに、生きるしかなかった『あの頃』。
だから、
辛くて苦しい今日を、今この瞬間を、何とか生き抜くためには頭の中だけでも違う世界に飛んでいかないと自分が持たなかった、『あの頃』。
『あの頃』の、空想の、想像の、妄想の世界を頭の中で作ることが自然に身について癖になって、その癖がまた違う形で今の自分を苦しめていないか?
を自覚出来るようになりたいね。
という話です。
目の前で起こっている事実(現実)
と、
空想、想像、妄想
との、
線引き。境界線。
空想、想像、妄想って、
目の前で起こっている事実(現実)以外のこと全部です。
きっと
多分
いつもそうだから
どうせ
〜だと思う
〜に違いない
〜だろう
これら言葉がつく話は、
きっと、多分、空想想像妄想だと思う。
なぜなら、目の前で起こっている事実(現実)以外のことだから。
あの頃の日常を、大人になった今は変えることが出来る。
空想想像妄想の世界に逃げないと生き抜くことが出来なかったあの頃を、今も続ける必要はないんだ。
なぜなら、
自分で自分を守ることが出来る大人に、今、あなたはなっているから。
幼少期から親に散々なことを言われて育ったら、それら言葉が身体一つひとつのパーツになって今のあなたが出来上がってる気がしてしまうけれど、違うよ。
汚れは落とすことができる。
時間は少し掛かるけれど、あなたの『今からどう生きたいか』のエネルギーで、今までの汚れを落とすことができるし、本来のあなたの素肌が素顔が見えてくるよ。