どうせ私が悪いんでしょ?
ほら、やっぱり私が悪いって言いたいんじゃん。
私さえいなければコトが丸く収まるはず
全部私のせいなんだよ
私が悪い子だからお母さんが怒るんだ。
私が悪い子だからお母さんが怒るんだ。
だって、『言うこと聞かないアンタが悪い』って、お母さんいつも言うもん。
*
お母さんの怒りを治めるためには、『私は悪い子です』と言わないといけなかった。
態度で示さないといけなかった。
そんなふうに、自分を生きてきた。
小さい頃からずっと。ずっとずっと。
今までの何十年間。
だから、それが『当たり前』になる。
お母さん以外の人に対しても。
なぜなら、
人間関係=お母さんとの関係
だもん。
当たり前になって当たり前だよ。
そう教わってきたんだから。
あ、当たり前=癖だからね。
お母さんにそれだけ気を使っていたら、他の人にも同じだけ気を使うよ。使うに決まってる。
*
いつもわたしは聞きます。
「で、あなたはどうしたい?」って^^
これからも、今までと同じに生きていいんだよ。全然ダメじゃない。
当たり前になってるいろんなことの対処法も、もう長年のことだから身についてるだろうしね。
でも。
でも、でも。
なんか違う気がするんだよ。
ねえ、どうする?
私はどうしたい?
何かにぶつかったと感じた時とか、『ここからなかなか抜け出せない』と思っている時は、そう自分に聞いてみる。いちいち聞いてみる。
わからない時は、止まる。その場で止まる。
『決めなくちゃ』って思うから、また苦しくなるんだから。
止まって、それだけ。
止まった時も、またアレコレいろんな思いが頭の中を身体の中を駆け巡るよ。
駆け巡っているいろんなアレコレを、一つひとつ拾うんだ。
そこに、『何か違う』の答えが詰まってるから。