15歳(中3)の右大腿骨骨肉腫からスタートした、わたしの『がん期』。
人工関節の部品が欠けたり、細菌感染したり、足を切ることになったり、義足での歩行訓練が思うように進まず落ち込んだり。
そして、
子供の頃のがんの影響か、全く別ものなのかははっきりわからないけれど、35歳から乳がんの疑いで定期検診が始まったり。
本当にいろんなことがあったこの30年。
昨日2020年7月15日、10年の乳がん検診が無事終わり、がんセンターでの検診卒業しました。
わたしの『がん期』がこれで終わりました。
本当にね、『あーー、終わったーーー』って思った。
なんかね、
わーいわーいわーい!!!というよりも、
「これを『感慨深い』って言うのかあ・・・」という感じです。
手術の回数とか、傷の針数とか、なんか、どーでもよくて。
生きるための途中経過であって、死にたくないからやったことで、誰かと競うためのものではないんだよ。
そう思ってきたし今もそう思っているけれど。
それにしても、わたし頑張ったわ。笑
今、わたしは45歳。
30年後は、75歳。
75歳のわたしは、流石に今のようにシャキシャキ動くことは出来ないだろうけれど、ダーリンと一緒にいろんなところに出掛けたいなあ。
病院で会計を待つ間、ふとね、そう思いました。
これから30年。
ただただ穏やかに暮らしたい。
そのためにも、これからもひたすら自分を観る観る観る。
30年後は、
ラプンツェルみたいに頭に花いっぱいつけて、穏やかに生きる超可愛いおばあちゃんになるんだ