病気の話やその後の社会復帰の話など、昨年から少しずつお話する機会をいただいています。
 
闘病当時から隠すことは一切してないので、今もインタビュアーがいてくださるお話会では、時間の許す限り喋り倒して(笑)います。
 
 
 

 


 
 
人前で話す機会が増えたからこそ、気付くこともたくさんありまして。
 
 

 

それは、

すんごく怖かったし、すんごく頑張った

ということです。
 
 
 
 

 
きっと、当時のわたしは、
ヘラヘラしないと潰れてしまいそうだったのかもしれない。
明るく振る舞うことで自分を奮い立たせていたのかもしれない。
   
15歳なりの精一杯を精一杯していたのだろうと、30年が経ち、人前で話す機会をいただいたことで、蓋をしていたことにも気づいていなかったけれどあれやこれやが出てきています。
 
 
 
 
 
だからこそ、言える。
それは、
 
自分の今の思いや気持ちは、話してね。
 
ということです。
 
 
 
 
  
あの時、看護師さんに話を聞いてもらったら楽になったかもしれない。
 
なんてね、今日ふと思いました。

 
 
 
 
 
心配掛けたくないから親や家族には言えない、または、言いたくない。
 
と思いがちなんだけどね、
 
本当の本当は、親や家族にだけはこぼせる関係がいいもんね。
 
 
 
 

 
15歳当時、そして、社会復帰した高校時代に、もしかしたら
   
 
『怖い』を感じていたけれど30年経った今、それを覚えていないだけなのか
 
『怖い』を感じないように「強く生きる」ことに集中していたのか
 
『怖い』はちゃんと感じているつもりだったけれどまだまだあったのか
 
 
もっと他にあるかもしれないし、それはわからないんだけれど、
 
 
 
今こうしていろんな形で出てきてくれる『あの時のわたしの想い』が、なんだかとても愛しくてね、泣けてきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
ああ、頑張ってきたね、わたし。
 
 
 
 
 
 
 
30年経った今だからこそ、わたしがわたしに掛けられる言葉なんだろうな。 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
近頃、すごく思うのです。
優しくなりたいって。
 
 
そうしたら、ここにたどり着きました。
 
 
先ず、わたしに優しくしますニコニコ
 
 
 
 
 
 
 
30年前の今頃、右膝に違和感を覚え、あちらこちらの病院にかかりました。ここから『がん』だとわかるまで3ヶ月かかりました。
 
そんな時期だったから、こんなふうに答え合せをしている感じなのかもな照れ