わたしのがんが見つかった時、お義母さん(わたしからみたら父方のばあちゃん)に母はそう言われたそうです。
そういうことを言う人って、いつの時代でもいるんだね。
誰のせいでもないんだけどな。
だからこそ、なの。
仮説を立てて妄想してみるんだ。
この動画にあるように、自分でそう決めて来たとしたら、一体何を自分と約束したんだろうって。
わたしは、15歳で病気になって、それをきっかけにたーくさんの人と出会うのー!
って決めて、キラキラを持って地球に来たんだろう。
そう仮定してみるの。
お母さんのせいじゃない。
お父さんのせいじゃない。
お母さんの言うこと聞かなかったからかもしれないとか、関係ない。
お友達に意地悪しちゃったからかもしれないとか、関係ない。
私なんてこの世から居なくなればいいんでしょ?とか、それも違う。
どうしてこんなふうになっちゃったんだろう
どうしたらこの苦しみから抜け出せるんだろう
どうしたら一歩を踏み出せるようになるんだろう
みんな、血を吐く思いでそこを乗り越えてる。
それぞれの形で。
☆ ★ ☆ ★ ☆
わたしは何かをいつも「がん」で例えるけれど、
それは、がんしか経験がないから。
アレルギーとか子宮筋腫とか、その他諸々の細かいネタはちょこちょこあるけれど、例えるとしたらがんが例え易いから例えているだけ。
「がん治療が大変だった」とか、わかってほしいとか、そういうことをここで聞いて欲しくて書いてるわけじゃないんだ。
その「大変だった」けど乗り越えようとした気持ちを、乗り越えたその力を、生きている今この瞬間どう使っていくのかが大事なことだから。
経験こそ宝なんだ。
苦しい悔しい経験は、必ず輝くんだ。