「私は離婚したいんだけど、向こうが何て言うか…」
 
「私はもう無理なんだけど、向こうはまだやり直せると思ってるんだよね…」
 
 
 
 
 


パートナーと離婚したい
彼(彼女)と別れたい
 
 
そう思っている自分がずっと前からいるのに、
相手がそれをどう思うのかを考えて気にして別れを切り出せないでいる人、多いと思うの。
 
 
 
18年くらい前のわたしもそうだったから、わかる。
わかる。
 
 
 
 
 
 
「相手」を基準に考えていたら、絶対に別れることは出来ない。
 
相手を傷つけまいと恐れていたら、絶対に別れることは出来ない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「別れたい」
「別れて欲しい」
  
 
相手にそう言われた時、

自分に対して相手の気持ちがないことがわかるわけで。
 
 
 
 
楽しくてドキドキした出会った頃みたいにやり直せるのならやり直したいから、
「ダメなところがあるのなら言って、ちゃんと直すから」
って言う人もいる。
 
 
 
 
 
 
わたし自身、前の旦那の浮気がわかった時、そう思ったしそう言った覚えがあるの。
 
 
 
わたし以外の女に気を取られたのは、妻という立場のわたしが『貴方好みの女をしていないから』でしょ?
 
わたし、頑張るから。
 

って。
 
 
 
 

 
 
今思うと、わたし、ただのアホ。
 
 
 
 

 
男好みの女を演じてまで一緒に居るって、なんだろ。
 
わたしが『演じてるイイ女』を元旦那は好いてくれただけの話で。
 
遡れば、付き合っている時からイイ女を演じていたわけよ。
「嫌われたくないから」
「彼氏がほしいから」
「結婚したいから」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんも言えねぇ。





 
 
 
 
 
 

相手に対して自分の気持ちはもうないことはわかっていて。
 
 

「私は離婚したいんだけど
「私はもう無理なんだけど
 
 
相手が「別れたくない」「頑張るから」って言ったら、
 
またよりを戻してもいいくらい、やり直してもいいくらい、まだ相手に対して好きな気持ちがあるってこと?

 
 
 
 
パートナーと離婚したい
彼(彼女)と別れたい
 
 
そう思っている自分がずっと前からいるのに、
相手がそれをどう思うのかを考えて気にして別れを切り出せないでいるなんて、相手にも自分にも失礼な話なんだよね。
 
 
気持ちがないのに気持ちを殺して一緒にいるなんて、
有限の自分時間を無駄にしているし、有限の相手時間も無駄にしていることになる。
  
 
 


もし、暴言暴力があるなら、死に物狂いで逃げて。
 
 
わたし、逃げたよ。
こんな生活が50年先まで続くことを想像したら、震えた。
 
 
だから、逃げた。
(正確には、家庭裁判所に調停離婚の申立をした)
 
あの時のことを思い出すと今でも吐き気するくらい、あの時怖かったから。
 
 
 

 
 
 
 
 
気持ちが少しずつなくなってきていることはとっくにわかっていたのに、
「結婚て、こんなもんでしょ?」
「わたしが全部悪いんでしょ?」
って、気持ちを飲み込んで生きてきた自己責任だからこそ。
 
 
 
もう、自分に言い聞かせるように誤魔化すのはやめよう。 
 
離婚が法律で認められている国にいるんだから、わたしたち。
 

 
 



「別れたい」
「別れて欲しい」
  

相手にそう言われて、
「一度そう思ったら修復は難しいものだよ」
と別れに応じてくれる人は、まだまだ多くない。
 
なんだかんだ揉める場合が多い。
 
 
 
誰かを傷つけないように綺麗に生きるのは、難しい。

 

だからと言って、

「私は離婚したいんだけど、向こうが何て言うか…」
「私はもう無理なんだけど、向こうはまだやり直せると思ってるんだよね…」
 
って、相手優先に生きることをまだ続けるのか。
 
 
 
 
ただ、それだけだよね。