どんな形の恋愛にも共通すること。
「つらい」よりは「楽」を選びたいから
「好きでいる」ことより「忘れること」に力を注ぐけれど、
新しい恋を見つけた時の「自分のため」に、やってみてほしい。
何ヶ月かかっても
何年かかっても。
大事なのはね、相手を「忘れること」じゃないんだ。
忘れようとして忘れられるならさ、
とっくに終わらせてるよね。苦笑
忘れて終わりにしようとしても苦しいだけで、余計辛くなる。
もう会えわないと決めたあとも
もう連絡しないと決めたあとも
忘れようとなんてしないで、好きでいればいい。
好きでいていいんだ。
想うことは自由だもん。
ただ、
苦しいけどね。
今まで一緒にいた過去があるわけだから、
あの時の風景を
あの時の会話を
あの時の空気を
あの時のあの人の表情を
思い出すから余計に苦しいんだよね。
でもね、
もう付き合っていないんだから
もう終わりなんだから
って、
好きな気持ちに蓋をして抑えて
なかったことにするクセを覚えてしまうと、
覚えちゃうとね、
次に新しい恋が始まった時、
無意識に比べることをしちゃうんだ。
あの人ならここでこうしてくれた
あの人ならここでは絶対にこうは言わない
って。
新しい彼と出掛けた先が、
忘れられない人との思い出の場所だとしたら、なおさら。
あの時の風景を
あの時の会話を
あの時の空気を
あの時のあの人の表情を
思い出して、
苦しくなって、
「新しい彼とはやっぱり無理」
なんて勝手に思い込んで、更に自分で自分を追い込むんだ。
勝手に思い込んで自分を追い込むの、
もう趣味を通り越して特技だよね。爆笑
何年掛かってもさ、
次に恋した時の自分のために、やりきるの。
好ききるの。
想いきるの。
捨て台詞の「もういい」とは違う、「もういい」ね。
これ、わかるかな。
例えば、
大好きな鶏のから揚げだけれど、
毎日から揚げ食べて、食べて、食べてると、
本当におなかいっぱいになるし、
大好きなもの食べてるから気持ちも満足だし、
でも飽きてきたし、
「もういいや」ってなるじゃん?
あれよ、あれ。←本当にわかるのか?この例えで。
あ、
から揚げじゃなくて、ドーナツでもいいよ。←いや、そういう意味じゃない。笑
もういいって思えるとね、
本当に興味がなくなるの。
何年もかかるかもしれないけれど、
「そう言えばそんな人いたなー、そんな時もあったなー」
って、
あれだけ苦しんだあの時間を、懐かしく思えるようになる自分になる。
なぜなら、
「好き」という気持ちに未練がないから。
好ききったから。
想いきったから。
そこにたどり着くまでは、苦しい時間が続くかもしれない。
思い出すし
戻りたくなるし
思わず連絡取りたくなるし
抱きしめてほしくなるし
また身体を重ねたくなるし
「こんなに苦しいなら、気持ちに蓋をするほうがよっぽど楽」って思うかもしれない。
いや、思うよ、間違いなく。
蓋をする経験もしてみたらいいんだ。
いけないとかダメだとは言わない。
ただね、
「ふつうの恋」がしたいなら。
堂々と待ち合わせができて
堂々と手を繋いで歩くことができて
堂々と食事ができて
堂々とお互いの家を行き来できて
堂々と自分を生きる生活を送りたいのならば。
苦しいけれど
気持ちに蓋をせず、泣いて泣いて泣いて過ごすのが、一番の浄化なんだ。