15歳。中学3年9月。
病名:右大腿骨骨肉腫。


入院時は、まだ病名を聞かされていなかったので何の病気かはわからないけれど、とんでもなく大変なことが起こっていることは理解できた。

大学病院と聞かされ着いた場所は、「がんセンター」。


わたし、がんなんだ。


自分の病気がわかったと同時に、


絶対に死なない。
死んでなんていられない。



そう決めました。

だから、今、生きています。









足が悪いこと、そして、切断して義足であること、隠していません。

これが、わたしだから。



義足の足は疲れやすいし、痛くもなるし、
痩せても太っても義足が合わなくなるので体型維持が大変だけど、←、真面目に大変よ(笑)


これが、わたしだから。

仕方ないじゃん?ウィンク





あ、諦めじゃなくてね。





足があったら、今のわたしはいないんです、間違いなく。

病気になったから、今足がないから、今のわたしが生まれたんです。




だってね、←また使っちゃった、笑

足がなくても、命はあるから。





そりゃね、心残りはあります。

まだ杖がないと歩けなかった時、息子は保育園。
「抱っこー」って言われても、立って抱っこすることができませんでした。
踏ん張ることができないから、座って抱っこしかできなくて。

親子体操とか運動会で一緒に何かをするということもできませんでした。



けれどさ、仕方ないじゃん?

足、ないんだから。





今はねー、AKBを真似て踊れないことが悔しくて。爆笑

恋チュンとかヘビロテとか、上半身しか踊れなくて超不満。
光GENJIを思いっきり踊れなくて超不満。







ないならないで、
ないものをカバーできるように自分で何とかしようと努力するし、
ないものをカバーしてくれる人と出会えるし、
素直に「お願い」を言えるようになるんです。


足をなくした代わりに、素直さを取り戻した。
かなにっこり





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今朝も、こんなステキな光を浴びることができました。



カーテン開けて外が見えて
やかんに火をかけて
洗濯機回して
コーヒー淹れて


毎日同じことができるって、本当に幸せなことなんです。

昨晩は、土鍋でゴハン炊いた時、ちょっとだけ焦がしちゃったけど。笑