自分のために綴っています。
8.おっとー!!忘れていた!!光GENJI~っ!!!
http://ameblo.jp/tsukiakari-hoshinohikari/entry-12061010975.html
人工関節の寿命と細菌感染のタイミングが重なり、足を切断(戸川清春と同じ足)したのは、子供が3歳になる少し前。
3歳の誕生日は一緒にいられなかったけれど、
とにかく早く帰って、義足での歩行練習をして、今までの生活ができるようになるまでにする。
いくつかあった目標の中で、これは第一の目標。
もう一つの目標は、
歩けるようになったら、子供とディズニーランドに行こうって約束したことを実現させること。
実は、「入院セッ」トを届けてくれた友人と、その娘ちゃんと(うちの子と同級生。わたしたちママも)、検診の前日にディズニーランドに行ったの。
もしかしたら、こうして自分の足で歩くことができるのが最後かもしれないって、何となく感じていて。
当時、息子はまだ3歳前だから、あんまり覚えていないんだよね。
クリケットが近くに来てくれたんだけど、怖くて怖くて大泣きの息子。笑
ミッキーの家も並ばずにすんなり入ることができて、写真撮ったけど、ミッキーが怖い息子。笑
未だに、動く人形は好きじゃないみたいで、一昨年息子とディズニーランドに行った時も、プーさんを遠くから見て「かわいい」って言ってた。笑
あ、また脱線した。
※特技①話を脱線させること。
「元気になったらディズニーランドに行く」という約束はしっかり覚えていてくれた息子。
足を切断し、退院し、歩行訓練も本当に頑張って、
両松葉杖⇒片松葉杖⇒短い杖⇒杖なし で歩けるようになり、
その間には休職させてもらっていた会社にも復帰することができ、少しずつ社会復帰をしたわけ。
そんなある夜。
お風呂あがった時の話。(まだ一緒に入ってくれていたカワイイ頃。笑)
わたし:
「そろそろディズニーランド行こうかー」
むすこ:
「え??行けるの??まだ治らないんでしょ??」
わたし:
「え?もう大丈夫だよ。ちょっと歩くの遅いけど、ゆっくり歩けば大丈夫だから、行こうよ」
むすこ:
「え??もう治ったの??・・・だって、まだ新しい足、生えてこないじゃん・・・???」
「新しい足、生えてこないじゃん。」
ああ、子供の発想って、すごいなって思ったの。
ピッコロじゃあるまいし・・・
爆笑
もちろん、そんなことは言わないよ。
心配してくれている息子の優しさに、思わず涙。
けれども、笑っちゃうよね、可愛くて
「もう足は生えてこないよ。このままだよ。けどね、歩いてるでしょ、だから大丈夫なの、行こうね」
と説明。
むすこ:
「ええええ!!!もう足このままなの?生えてこないの??それで歩けるの???」
わたし:
「そう、こういう足でもあちこち行けるように、車いすがあったり義足があったりするんだよ」
・・・・こんな話を、風呂上りに身体を拭きながらしました。
わたしが足を切断し、歩行訓練始めてから、3年後。
保育園卒園記念に、ディズニーランドに行きました
まだ歩行に不安があったので、友人に付き合ってもらい、3人で。
それからも、大体年に1回のペースで「二人ディズニー」しました
小学校卒業記念に二人で出かけてからは、しばらくディズニーには出掛けていないなぁ。
いつか、息子に彼女ができたら、
自分のペースで歩いて、彼女と楽しんでほしいんです。
いつも、わたしのペースに合わせて歩いてくれているから。
ちなみに、
ディズニーでの息子の一番の楽しみは、ポップコーン(塩味)。
・・・・・どこでも食べられるけど・・・・・笑
余談だけど、
わたしの足は、戸川清春と同じって言ったでしょ?
だからね、わたしが沼津に帰ってきて、
初めてわたしの足を見た息子はびっくりしていて、
「おかあちゃん、もう一回病院行ったほうがいいよ!先生、足、間違えてくっつけちゃったんだよ!」
って言ったの。
必死な顔して。
可愛かったし、嬉しかったなぁ