独自ドメインを取得しなくても、サーバスペースを借りた段階でホスティング会社のドメインを割り当てられるのでそれを使うこともできるが、やはり独自ドメインを取っておいた方が後々のことを考えるといいだろう。
独自ドメインの利点としては、
・覚えてもらいやすい名前を付けることができる。
・ホスティングサービスを変えた場合でも、ドメインが変わらない。
・サイトが有名になった場合、ドメイン自体に価値が出る。
といった点があげられるのではないだろうか。
では、ドメインを選ぶ際にはどういった点に気をつければいいのだろうか。
まず第一に、覚えやすい名前、インパクトのある名前など、ドメイン名の付け方に気が行くのではないだろうか。
ここで注意しなければいけないのが、そのドメインが過去に使われていたかどうかという点だ。
もちろん、そのドメインが過去に有名なサイトで使われていたものであれば、質の高い被リンクが残っている可能性がありSEO的に儲けものだ。
逆に、気をつけたいのが、スパムや好ましくないサイトで利用されていなかったという点だ。
ドメインを取得してせっかくいいサイトを作っても、過去にそのドメインを使って悪質な行為が行われていた場合、一向にサーチエンジンに表示されないと言ったことになりかねない。
そこで過去のドメインの利用歴を調べる方法として便利なのがwayback machine だ。
このサイトは、インターネットアーカイブと呼ばれるサービスで、1996年からの世界中のサイトの履歴を保管している。
これを使えば、購入しようとしているドメインが過去にどのように使われていたのか調べることができる。
また、そのほかの方法として、yahooで下記のように入力することで、そのドメインに対してどのようなサイトからリンクされているのかを調べることができる。
linkdomain:[ドメイン名]
これで、どのようなサイトからどの程度の被リンクがあるのか簡単にわかる。
次回は実際にドメインを取得してレンタルサーバに反映させるまでを説明したい。