Tsukasaのブログ

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何かしらの記録用のブログです。

Amebaでブログを始めよう!

Facebookは基本的に身内向けでTwitterで投稿となるととんでもない長文になりそうでしたので久しぶりにアメブロに投稿しますw

この記事では今回アメオケことアメジストオーケストラで僕が編曲を担当した曲についての解説を書いていければと思ってます。

あと今回アメジストオーケストラで演奏会を行うに当たっての演奏曲の選考コンセプトなのですが、第1部がX JAPANの曲を中心に、第2部がYOSHIKIのソロコンサートなどで演奏されるものと言うように考えてました。

そして過去のものだけでなくここ近年で新たに発表されたものも取り入れたいと言うのも考えており結果Jadeなども入れたプログラムになりました。

ただGolden Globe ThemeとかHeroやLa Vinusも入れたかったのですが時間がなくて断念しました。

では僕の担当曲の解説をしていきたいと思います。

 

【Jade】

第1部で演奏された曲。

この曲を初めて聴いたのは2009年の東京ドーム2Daysライブの時でした。

この時、実際に会場に行ってX JAPANの新曲と言う事で生で聴いた訳ですが、当時流行ってたメタル系の洋楽のテイストを取り入れたイントロから始まりつつもサビではYOSHIKI節全開のシンプルながらも美しいメロディーがすごく印象的でした。

個人的に再結成後に作られた曲の中で一番好きだったのですが、公式でオケ版が存在しなかったので今回オケで演奏が出来るように編曲しました。

本当に今回自身で一からアレンジを手掛けたものの中では一番のお気に入り曲です。

(ただ高音担当の木管と弦は割と死にますがw)

オケアレンジの基本スタンスとしてイントロの部分は割とホルストの火星とマイナーキーのマーチやらその辺を意識して、あと高音木管のオカズはドラムの動きを意識しつつ作ってた時に聴き漁っていたGirls und Panzerの曲とかの影響も有ったりします。

それから影響と言う話で言うならDメロとかの金管は同じ時期に聴き漁ってたアニメ版艦これの金管の使い方が凄く良いなと思い、あんな感じに作ってみたいなと思いながら作ってました。

あとこの曲は敢えてライブでの展開を意識して最後はA♭→B♭の展開のところでオーディエンスのコーラスを意識したヴァイオリンソロを入れました。

レコーディング版は静かにならずにそのまま盛り上がって終わりなんですが、これは是非入れたかったので無理くり入れました。

 

【Say Anything】

こっちはEternal Melodyに入ってた曲を元にアメオケ用にオーケストレーションを少しし直した曲です。

主な相違点と言えばギターソロの部分とか最後の部分ですかね。

オケ版のギターソロの部分はトランペットが吹いてる訳ですがあれを実際演奏するとなるととんでもないハイトーンの連続になり演奏会で演奏するのには不向きでしたので木管楽器や弦に振り直したり、最後を2002年に行われたYOSHIKI Symphonic Concert版にしたりしました。

それ以外はEM版に忠実にと言うのでアレンジしました。

個人的にEternal Melodyに入ってた曲の中で一番演奏したかった曲です。

 

【紅】

これはオケ版が一応有ったのですが、原曲とはかなり形が変わっており、どうせ演奏するのなら原曲に近い形をと思い一からアレンジを作り直しました。

一部ではゲーム音楽のバトル曲っぽいアレンジと評されましたがそれもそのはずで、この曲はスクウェア・エニックスと言うゲーム会社から出してるゲームのサガシリーズの音楽をオーケストラで演奏した音楽を参考に作った部分が有ったりします。

ただこれも非常に面白い縁の在り方をしており、その昔そのサガシリーズのBGMを作曲した伊藤賢治氏は決戦!サルーインと言う曲のオリジナル版でXのStab Me In The Backと言う曲のドラムを参考に作曲をされてたらしく、また数年後にYOSHIKI氏と実際に会って話をしたと言うエピソードが有ったりします。

なので今回のこの紅のアレンジの在り方はそんな2人の関係も少し意識して作ったりもしました。

あとこの曲の"I could~"のメロディーは作った当初はソロではなくソリだったのですが、バランス的に一人で演奏した方が良いなと言う軽い気持ちでソロにしたら奏者がドハマりしてメチャクチャ良くなりました。

最終的にToshlの歌い方を意識してるなって言うのが感じ取れる素晴らしい演奏でした。

そもそもファゴットにここのメロディーをと思った理由がオーボエやフルートがメロばかりでは面白くないと言う軽い気持ちでした。

 

【Forever Love】

X JAPANとYOSHIKIを象徴する曲ですね。

最初作った形としてはYOSHIKI Symphonic Concert版に金管楽器を入れたものにしたのですが、いまいちピンと来なくてある時最近YOSHIKIのソロコンサートで演奏しているピアノバージョンをコンチェルト形式にした方が良いかもと思い、今回のあの形にしました。

カーネギーで行われたものとは色々な違いは有りますがこの形にした方が作業がスムーズに進み結果良いものが出来たかなって思いました。

 

【Without You】

今回オーケストラでX JAPANやYOSHIKI氏の曲を演奏と思ったのですがこの曲に関してはそのままの形を崩さない方が良いと思いピアノ+弦5部と言う編成で作りました。

ほぼ編曲と言うより採譜に近い作業では有りましたが、和音の配分などをしっかりしないと雰囲気を損ねるので作ってて色々勉強になりました。

あとこちらの曲は別の方にお手伝い頂いて作りました。

 

【"Anniversary"Piano Concerto in C minor】

恐らく今回1番と言っても良いほどの難産曲です。

ぶっちぎりで手直しの回数が多い曲です。

特に作ってて思ったのがピアノ部分なのですが「えっ、YOSHIKIこんなの弾いてるの?頭おかしいの?」って思う程楽譜を見た瞬間にめまいがする部分が多々有り、今回ピアノを弾いて下さった御園さんのお力なくしてアマチュアでは成立し得なかった曲です。

あとは気を遣った点と言えば今回の演奏会はマイクは一切使わないつもりでいた為、そのまま採譜したものを演奏してしまうと、ところどころでバランスの悪い部分が出てきてしまうので、それも念頭に置いてピアノコンチェルトとしてピアノが栄えるようにオーケストレーションも組み直しました。

ディナーショーの時にYOSHIKI氏がこの曲の難しさを語ってたとの事ですが、これは本当に語彙力がなくなるぐらいにヤバい曲だと肌で感じました。

でも演奏出来て満足出来た曲でも有ります。

 

【Endless Rain】

こちらは2002年のSymphonic Concertの形を元にフルオケにしました。

今回フルオケで演奏するに当たって金管がホルン以外に入ってない曲が有ったりしたのでそれを足さないといけなくて、この曲をピアノも入れて演奏するってなった時にそれを行いました。

なので公式で演奏されているものとところどころ違う場所が有ります。

でも制作自体は割とスムーズに出来上がった気はします。

やはり最後のヴァイオリンはToshlの独奏をイメージしてあのようにしました。

 

すごく長々と書いてしましましたが如何だったでしょうか?

かなりマニアックな話なので興味が持てない部分が有ったかもしれませんが最後まで読んで頂けたなら嬉しい限りです。

以上がアメオケにおける僕の音楽の話でした。

先日パルテノン多摩にて行われましたテンプルナイツ交響楽団(通称Tオケ)2nd Stageで編曲を担当しました曲の詳しい解説をこちらに載せます。
パンフレットに曲の解説を載せてはいるのですが如何せんあの文字数だけでは言いたい事が足りないのでこのような形を採らせて下さい。


【Notice of Death】
ものすごく暗い曲ですw
この曲自体さしたる難産ではなかったもののハープの音が聴き取り辛かった。
あとこの曲のイントロのチェロとコントラバスの刻みですが自分が入る事を想定してコントラバスに初めてLowCを使用。
これ以降隙有らばコントラバスでガンガン低い音を使い倒す事にw
まあでも正直なところ割りとストリングス主体の曲のアレンジは結構好きなのでこう言った曲はアレンジしてて楽しかったです。

【VENDETTA!】
今回の依頼の一番の難産曲です。
多分今回の全工程の5割ぐらいをこの曲に割いたと思います。
まあ原曲が長いせいってのも有りますが…
特に難産だったのは一番最初の6連符が終わった後のリフレインのアレンジ。
この部分を如何にしてオケらしく聴こえるようにと言うのを念頭に色々足していったは良いのですが金管はまともにやると音域の限界突破をやらかしたりでボイシングの配置など本当に色々悩みました。
でも試行錯誤していったお陰で満足行くものが出来上がりました。
あと劇中でこの曲が出て来る時はPSPだと最後まで聴く事が出来なかったりしますが一応最後までやって2コーラス目の途中で展開を変えたりしました。
それであの変えた部分ってのは一応ランスロットに奇襲を掛けるシーンを想像して作った訳ですが…
あの曲を聴いてずっとDREAM THEATERのDANCE OF ETERNITYに似てるよなと言う思ってそう思うあまり少々フレーズを拝借したり…
作曲されていた崎元さんと少しお話した際にVENDETTA!についてお聞きしたところやはりプログレを意識して作られてたとの事でしたw
そして果てにはティンパニーが転調して音変えが不可能だったためにバルトークピチカートを投入したわけですがコントラバスばかりかチェロにまでお願いする始末…
難産と言いつつ割りとやりたい放題やった曲でした。

【Prayer】
ものすごく暗い曲その2w
原曲にはコーラスが入ってたのですがオケでやると言う事でその役回りを木管群に回したりしてやってたりしてました。
しかしああ言う重ね方をするとどうしてもX JAPANのART OF LIFEの木管が頭から離れないw
そして最後は割りとお決まりの3コード展開ですが最後にC→D→Emadd9→Emで終わりつつカチュアの腹黒な部分とこれ以上家族を失いたくない想いと重ねました。
ちなみにEmadd9を入れる展開はまたまたX JAPANのBorn To Be Freeからインスパイアされたものだったりします。

【Reminiscence】
哀愁漂う暗い曲w
ホントにこう言うバラードは編曲してて楽しいです。
と言いますかこの曲がやりたくてこのメドレーを選んだようなものですw
ただこの曲の悩みどころだったのは最初のオーボエが音域ギリギリで出音がかなり不安定だった事でした。
そうしましたら団員の方にイングリッシュホルンを所有してた方がいらっしゃったのでその方にお願いしてイングリッシュホルンのソロ入れる事に…
これと度々フルートも高音がキツイ部分があったりでピッコロを入れたり元々の編曲でバスクラが有ったりしたもんですから結構普通の2管編成で使わない楽器をわんさか使う羽目になりました。
ここまで来たらコントラファゴットも使いたかったなw
そして最後のハープはお父さんの命が燃え尽きるのを思い浮かべてあのような形に…
おかげで凄くいい曲に仕上がりました。

【Krypton】
割りとストレートな感じかとおもいきやところどころフックの効いた曲でした。
この曲は作曲者が崎元さんではなく松尾さんの曲だったので崎元さんとはまた違ったテイストで凄く面白かったです。
あとこの曲は1st、2nd ヴァイオリンとクラリネットとフルートがかなり鬼の高速アルペジオフレーズだったため流石にこれは無理かなと思ったのですが高弦の皆様が良い感じのフレーズに仕上げて下さいました。
KryptonからRevoltに関しまして時間自体が短いせいも有りそこまで難産では有りませんでした。
ただ今回それぞれの曲に制限時間が設けられていてNotice~のメドレーで既に時間オーバーをしてしまったために展開的に思ったものが出来なかったのが唯一の心残りです。
時間制限無しでやってたら多分下でも1分は伸びてるw
あとこの後に控えてたランスロットとの対決に備えてってのを意識はしたのですがプログラム本編的には一番最初だったのでもう少し派手にしても良かったかなとも思ったり…
機会があれば完全版リベンジしたいですね。

【Revolt】
今回アレンジした中ではすごく明るい曲w
この曲のAメロの部分なんですが原曲だとストリングスが全て弾き切ってはいたのですがよくよく耳コピしてみると5弦ヴァイオリンでないと出せないLowFが有り…
それでこれの回避策としてVn1+Vn2とVa+Vcで交互にAメロを弾くと言う形態を採りました。
その煽りを喰らって本来ホルンが吹くはずだったフレーズを他のパートに振る羽目に…
どの道ここのホルンでがかなり高い音が有ったのでそれの回避策でも有ったわけですが…
その他アレンジをしてて印象的だったのはとにかく金管がカッコイイ!
音域的にはちょっとキツイ部分も有りましたがこの辺も金管セクションの皆様が見事こなして下さいました。
特にホルンの咆哮は練習中何度ニンマリした事かw
Revoltの金管は何気に気に入ってますw


以上がTオケ2ndの担当曲の解説でした。

ここのところ音楽制作はしてはいるもののそろそろ演奏活動もしたいなと思いながらも日々黙々と練習を積んでおります。

そんな訳で皆様ごきげんよう僕です。

数カ月前に遡るのですがその練習の一環としてYoutubeを観て勉強しててこんなのを見つけたんですよ。



曲自体は有名なバッハの無伴奏チェロ組曲1番のプレリュードをコントラバスで弾いてるっていうやつなんですが実はこれをチェロと同じチューニングで弾いてるんですよ。


コントラバスのチューニングは通常4度調弦、4th Tuning、4度チューニングってやつで低い方の弦から見て


E,A,D,G
(5弦ベースの場合は低い方の弦をBにするか高い方の弦Cにする)


ソロ弦と言われるソロを弾く時とかに使われるチューンングだと低い方の弦から見て


F#,B,E,A
(5弦ベースの場合は低い方の弦をC#にする)


の順番でチューニングされてるんですがこの五度調弦、5th Tuning、5度チューニングでは低い方から見て


C,G,D,A
(5弦ベースの場合は高い方にE『特注品』を追加する)


でチェロやビオラと同じチューニングになるんです。


まあ見た瞬間まさかコントラバスを5度でチューニングするなんてって思いましたよ。
コントラバスは4度でのチューニングが当たり前で弦も4度でのチューニングを前提としたものばかりですからそんなものが有るなんてって感じでしたw
でも僕は練習でよく自分の好きなメロディーを弾いてたりしてるんですよ下手の横好きでw
それで実は結構ソロ弦の方が便利だと思う反面たまに出て来る5弦ベース用のフレーズも弾きたかったりしてでも5弦ベース買うのもなあって感じで…
あとニコ動とかでコントラバスの演奏動画とかも観てたりするんだけど結構みんなソロ弦とか5弦とか多用しててすごいと思う反面初心者にはお財布的に手が出しづらいだろうなと思ったり…
そんなこんなでそう言った事を考えてたところでの5度チューニング…
これだったら4弦で下はCまでカバー出来るし上はソロ弦とおんなじ音域だからやれるかも…



という訳で色々調べてみました。


それでこちらが5度チューニングについて詳しく解説しているHP


Play the 5bass

英語版

日本語版


このページには5度チューニングを導入するにあたって必要な事を色々書いています。



それから避けて通れないのが弦選び

上記のページにも一応書いてはいるんですがちょっと説明が分かりづらいw
ただ色々なページを見て現状手に入りやすかったのが『PirastroのObrigato』が一番手に入りやすかったので僕はこれにしました。

Pirastro Obligato for 5th tuning


『Thomastik』も一応『Red Mitchell』と言う名前で売り出しているのですが見たところ日本(語のネット通販)では扱っているところがなさそうな感じ…
あとは5~6万ぐらいするのでこれは庶民には到底手が届かないので除外…


4度チューニングの弦を5度チューニングに転用する方法も考えて自分が使ってたPirastroのFlexocorで試してみたのですが結論から言ってあまりお勧め出来ません。
上記のHPにも書いてるのですが理由は弦のテンションが硬くなったり極端なムラが出来たりで実用的でなくなるからです。
実際問題としてObligatoを購入する前の体験としてネットオークションで出てた中古のPirastroのFlat-Chromesteelの5Bの弦を購入して下記の条件で試してみました。


1A Flexocorの1G
2D Flexocorの2D
3G Flexocorの4E
4C Flat-Chromesteelの5B


結果としては…


1A Flexocorの1G
…テンションが極端にキツイ

2D Flexocorの2D
…良好

3G Flexocorの4E
…良好

4C Flat-Chromesteelの5B
…テンションが緩過ぎで鳴らない。


と言う結果に終わりましたorz


だたFlexocorも色々なテンションが出てるようなのでそう言ったのを試せばまた違った感じになるかもしれませんが…


一応選ぶ際に調べて参考にしたサイトをのせておきますね^^;



【外部ページ】各社の弦の直径及びテンションの比較表
 
Maresuke - JOHANNES RUBNER#64
【外部ページ】導入するにあたって基準となる直径を算出してくれてます。
【外部ページ】Thomastik Redmichellの実寸径を測ってくれてます。


それから僕が使ってた弦の実寸径。

Pirastro Flexocor for 4th Tuning
1G 1.20mm
2D 1.48mm
3A 1.90mm
4E 2.50mm

Pirastro Obligato for 5th Tuning
1A 1.50mm
2D 1.68mm
3G 2.25mm
4C 2.95mm



とまあ直径ばかりを重視した選び方ですが正直過度に当てにしてはいけません。

何故か…
弦の芯線の材質によって同じ太さでもテンションが変わってくるからです。
例え直径自体が太くてもガットとかの柔らかいものを使っていればテンションが柔らかくなりますし細くても金属素材のものならきつくなります。
実際問題上記の表に有る僕の使ってた弦のFlexocorの1GとObligatoの1Aを同じチューニングで使った時Flexocorの1G方が細いにも関わらずテンションがものすごくきつかったです。



ただ個人的に流用を考えるなら一つの型でソロ弦が有るくらいゲージの種類が豊富な


PirastroのFlexocor
ThomastikのSpirocore
D'adarioのHelicore


辺りでやってみるのがいいかもしれません。




それからこれ何気に気を付けないといけないことなのですが今使ってる楽器のナットと駒とテールピースでちゃんと弦を張れるかどうか…
僕の場合はナットと駒はちょっと狭いと思いながらも何とかなったのでそのままにしてますがテールピースにC線が通りませんでした。
結果、4弦のテールピースのガイド部分の幅を3mm→4mm以上までダイヤモンドヤスリでコツコツ自分の手で拡大する羽目になりました。
ここのところは工房の方と相談するのも手だと思います。
(僕は自力でやれる環境が有ったので自分の手でやりました)


それで肝心のプレイ的な感触やサウンドですが…

プレイ的な感触として下がCまで出せるのでその開放感が半端ありませんw
5弦ベースを使わなくてもCまで出せるというのはすごい優越感に浸れます(マテ
あと上も1音上がった恩恵はかなり大きいです。
何せ僕の身長では一番高い音まで届きませんからねw
上のFまで割りと楽に出せるのはかなり嬉しい。
まあ4度の時からここら辺の音域は要練習項目では有るんですが…
それから運指についてですがコントラバスの基本の1,2,4の運指ではなく1,2,3,4の運指になります。
ここのところは元々ギターの運指がこれだしストレッチそのものはギターでかなり悪質なものを体験してるのであとは太い弦に身体が対応出来るかどうか…
そこのところは練習有るのみといった感じかと思います。


そしてサウンド…

5度チューニング用の弦なだけあって各弦の鳴りもテンションも良好♪
まあ5度チューニング用の弦を選ぶに越した事は有りませんねw

ここからは5度チューニングの感想というよりはObligatoの感想やFlexocorとの比較になってくるかと思うのですが…
ピチカートの音は割りと自分の理想のレンジが広くて程よくサスティーンが残る音だけど前のFlexocorに比べたらアルコがやや腰が無くなった感じ…
低音自体はFlexocorと同じぐらいのなんですが若干芯が無くなった感じがします。
芯線がFlexocorがカーボンスチールなのに対してObligatoは合成繊維なのでそこの違いなのか…
はたまた5度チューニング自体の推奨弦長が101.6cm(40inch)で今の楽器の弦長が104cmなんでここもひょっとしたら関係してるのかも…
これで実際オケで鳴らしてどうなるかといった感じですかねえ…

押弦時のテンションは合成繊維で出来てるせいかかなり押さえやすいですw
Flexocorはやや硬い感じがしました^^;


まだまだやり出したばかりで色々試行錯誤の連続なるかと思うのですが何とかものにして身に付けて行ってみたいですね。

色々書きましたがこれでも5度チューニングを導入する際の参考にしてもらえたらと思います。

久々のブログがこんな形と言うのがすごく悲しんだけど…

あとこれから書く事は批判も混ざってますのでそう言ったのがダメな方は見ないようお願いします。





















突然の事ではありますがこの度来年の1月に公演を予定してますFF9オケ、プリマビスタ交響楽団の編曲の担当を外れることとなりました。

理由は度重なる運営のH氏の不誠実極まりない言動や対応の数々…

またそれに対応をしている気配の無い運営陣に対する不信感…

これらが積もりに積もって大した出来ではありませんがそれでも苦労して作り上げた大切な作品を最早預けるべきでないと判断したためこのような結論に至りました。


それとこの時期にこんな形での説明になってしまい申し訳ないんですが先日オレがTwitter上でそのH氏に暴言ツイートを連発した件についてのお話もします。

事の発端はプリマビスタ交響楽団で採られていた進捗チェックシステムについて僕が意見を言った所からでした。

そしてこの意見を言った数分後に彼は僕に対して直接的では有りませんが議論で叩き潰すなどと言うツイートをしました。

端的に言いますと僕がそれに頭に来た訳です。

あの時も書きましたが仮にも一楽団を統括する立場の人間が依頼先の人間を屈服させるなんてとられかねない表現をすべきではないという考えが有りましたしこいつ人の言う事聞く気が無いんだなと言うのが相まってあのような状況になってしまいました。

その時DMでやってくれと言うツイートも有りましたが敢えてあの方法を採ってまして一つは議論から逃がさない為ともう一つはあの当時の惨状を他の運営の人たちにも知って欲しかったのがあってああしました。

とりあえずその場は向こうからの謝罪で終わりましたが結局彼は自分の信じる正しくも間違ったやり方を強行するだけで何も変えようとしませんでした。


この事が密かに辞めようと思った理由にもなり先日彼が別の編曲者とのやり取りを見て

「ああ…この子はホント編曲者を道具ぐらいにしか思ってないんだな」

と思ったのと正直そこまですごい曲では有りませんけどそれでも苦労して作り上げた大切な作品をこんな人間に委ねたくないと言うのがあり辞めることを決意しました。


今回この話に参加して正直色々考えさせられました。

プロとは何かアマチュアとは何か…

ぶっちゃけた話今回僕自身これに参加したからと言ってギャラが発生するわけでもなく特典なんて言っても大したもの有りません。

それでも参加を決意した理由は自分のレベル上げと前回のガーデンオーケストラでお世話なった人たちが参加すると言う事で何かしらの恩返しが出来たらと言う想いでした。

レベル上げはそれなりに果たせたものの恩返しと言うのが果たせなくて本当に残念でそれだけが心残りです。

彼、H氏は少しでも良い演奏と言うのに脇目も振らずつっぱしてました。

それは目標として持つ事は良い事と思います。

だけど今回プロの方も居る中にアマチュアの人間を混ぜてそれでもプロと同等に仕上げろと言うのは色々無理が生じます。

そもそも技術がある故のプロ、逆にうち等がプロと変らないものを作ってしまったらプロの人たちは商売あがったりになるでしょう。

育成をとも言ってましたが彼の思ってる事は正しいがやり方が逆効果にしかならない方法を採りそれを強行してました。

話が逸れてしまいましたが今回はそう言ったものの線引きを考えさせられる案件でした。


今後についてはプリマビスタで作った曲はどこかで直して公開しようと思います。

そして誰かしら迷惑かけるようになったらその時はゴメンナサイ。


以上がプリマビスタに関するお話でした。

長文お付き合いくださいましてありがとうございます。
何だかエライ間が空いてしまいましたね^^;

普段Twitterやってるとブログネタがなくなるんですよねw

まああと最近仕事が忙しくてブログを書く気力もなくなってるのもあるんですがorz




そんな感じで先日実はコントラバスを色々改造に出したのが今日出来上がりました♪


改造した内容は以下の通り。

・エンドピンを8mmから10mmのものに交換及びソケットの交換
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実は8mmのエンドピンだと自分の適正と思われる高さにすると低音弦を弾いた時に共振して振れてしまい内部で異音を出すと言う楽器として割と致命的な弱点があったのでそれの対策としてやりました。

ちなみにこれが前に付いてたやつと交換したやつの比較。
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左のが8mm、右が10mm、全然長さが違うw

これを変えたお陰か前の8mmのエンドピンでしたら低音は出るけどスカスカな感じの低音で物足りない感じでしたが、芯のある音に変わりました♪

あと2mm増えたことにより頑丈になったのですごく安心感があります!

それに10mmでしたら色々なエンドピンが試せたりするんでこちらも折を見て変えてみたいですねw



・駒にアジャスターを追加
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駒のアジャスターは個人的には弦高とかは基本自分で調整出来ないとダメな性分なんで音が響かなくなると言う欠点がありますがそれ以上にプレイアビリティーの向上と思いやりました。

ちなみにこのコントラバスの弦高はE線側で10mm、G線側で6mmで設定。

この数値はハイポジション側で測っての数値。

G線側はこれ以上下げるとffで弾いた時に指板に弦が当たって異音が出るのでこれ以上下げる事が出来ません。

でもアジャスターを付けたからと言ってあまり音が変わった感じはありませんけどねw


・弓を黒毛に交換
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こちらは前々から興味があって色々変える良い機会だったのでやってみました。

本体がカーボン製の弓なのでただでさえ黒いのが更に黒くw

ルックス的には大満足♪

音の方もかなり発音が早くなった感じだけどちょっと荒くなったかも^^;


改造とは関係ありませんが最近松脂を2つ同時に使うってのを試しにやってみて

最初に
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これは割と明るめな音なんですが場合によっては高音域が少しきつくなったりします。

そこで
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少し見辛いかもしれませんがコルスタインのソフトです。

この松脂は割と中低域しっかり出してくれますが悪く言えばすこしヌケが悪いです^^;
ですがこれをあとに塗ることによって痛い高音域が程よく取れて良い感じのバランスになってくれます♪

他の弓で同じ成果が得られるかが分かりませんけどウチのではいい感じだったので最近はこのスタイルで言ってますw




そんな感じで何とか楽器的には色々対応出来るようになったのであとは自分の腕ですかねw

そろそろ短期間でもレッスンとかも考えてたりで趣味でやるのに必要最低限のスキルは欲しいので色々検討中。

この分だと東京まで足を伸ばすことになるなw


色々オケとかお誘いを頂いてるんですが仕事の関係もありなかなか良い返事が出来ないのが残念><

ホント演奏活動もしとかないと色々インプットがなくなるので早く始めたいんですけどねw


まあでも焦っても仕方ないんで焦らずにゆっくりでもやって行きますよ^^