選 択 | すたんど あっぷ

すたんど あっぷ

初めは娘へ。。

この頃は、自分の為かな?

思い付くままに~。

透析しない!という選択。

それは「 死 」を覚悟すること。

それでもそれを選択するには、
それ相当の勇気と覚悟がいる。

緊急搬送された時の息も出来ない
苦しみと、身体全体の浮腫。
フラフラでまともに歩くことも
出来ず、食べることさえ砂を噛ん
でいるような、飲み込む事さえ
出来ず震えてただただ身体を横たえ
ていた時間を思えば、今は天と地
ほどの差を感じるほど楽である。

なるほど、透析をするリスクはあるが、
あの時と比べたら格段の差がある。

それでも、「 しない 」という選択を
したのはよほどの事があったのだろうか?

私が透析を始め、今のクリニックの
送迎の車の中で、
「あの橋を渡ると地獄の一丁目行き 」と
話を聞いた。
それほどにイヤな場所との表現なのだが、
この頃の私は、行きたくない日はあるが、
それほどでもなくなった。

私を生かしてくれる場所、生かして
くれる人がいる場所で、感謝している。

あの太い針も血圧低下での嘔吐も、
どれもこれも今は私の生活の一部。

どれをどうマシにできる様にするか、
身を持った体験だったり、調べて
みたり、日々マシになるように
頑張ってはいる。

なかなか、知識がついて行ってない
ので大きな成果はないけれど、
逃げるわけにも行かず、逃げて
死ぬ選択を出来る私ではないので
頑張るしかない。

選択する自由はあるだろうが、
最後まで責任を持てないと
中途半端で終わりそうなので、
私はよく考えたいと思います。

で、

主人が私に「 腎移植」をしないか?と
今日話しがありました。

主人がくれるそうです。

私的にはとてもありがたいことなの
ですが、人を傷つけてまでそうしたい
と思っていなかったので、とりあえず
話だけ聞きました。

移植といっても適合しない場合もあるし、
そう思うと主人に申し訳けなくて、
躊躇してしまいます。

私がもっと若ければもっと前向きに
聞けたと思います。

イタイ思いは私だけで十分です。

それでもそんなことを考え調べて
私にプレゼンしてくれたパパに
感謝です。

反対の立場に立った時、同じことを
言えたかな?と思ったり。

自分の小ささを痛感したのでした。