“偶然では片付けない”
序章
私は元気に過ごしている。
週5日の社会人、適度な運動、彼女とデート、ホームダーツ、ドライブ等々
お陰様で充実した日々を送っている。
とある日、私はひょんなことからポーカーと出会った。
ポーカーと言っても色々なゲームがあるが私が出会ったのは
テキサスホールデムというルールのポーカーだ。
テキサスホールデムは非常に奥深く面白いゲームだ。
どのくらい面白いかというと、友人が夜中の3時になっても私の家から帰ろうとしなくなってしまうくらい面白い。
先日、テキサスホールデムの本を買い勉強し始めた。
学ぶ中で日々の教訓となるような考え方が多いと感じたため記したいと思う。
時間のある方はぜひ読んで欲しい。
本論
教訓1
“偶然では片付けない”
【運で決まると思っていたゲームも、学ぶことで戦略が練れるようになった事。】
運のせいで負けたと感じた事は過去にあっただろうか。
私はたくさんあった。
しかしそれは本当に運のせいなのだろうか。
起こった出来事に対して知識がなかっただけではないだろうか。
もしくは負ける際、状況判断が不足していただけではないだろうか。
ポーカーが自責思考を身に付けるきっかけになるかもしれない。
教訓2
“一番大切なのは自分の強さではない。自分の立ち位置を冷静に分析する正確な状況判断能力である。”
【勝つためには、自分の役の強さも勿論大切な要素だが
一番大切なのは「相手が何の役なのか、正確に判断すること」である。】
これは私の今の本職、営業活動で生かされている。
例えば、競合他社と価格勝負となり、競合他社が100円で客先へ提示しているとする。
私は99円を提示し採用される選択が正しい。
10円を提示して採用される選択は間違っている。(お客目線ではない旨、理解頂きたい。)
同じ採用でも10円での採用と99円での採用にはとてつもない価値の違いがあると考える。
99円で採用を得るために必要なのは正確な状況判断能力である。
(最近は営業活動(その他諸々)をポーカーに例えて考えている。生活がより楽しいものとなったように感じる。)
教訓3
“攻め過ぎも破産。守り過ぎも破産。大切なのは適切な攻めと守りのバランスである。”
【自分が相手よりも強い役で多くの利益を取るためのベットをバリューベット、
自分が相手よりも弱い役だが、相手を欺くためのベットをブラフベットという。
テキサスホールデムにおいてバリューとブラフの割合は非常に重要な要素である。】
生活している中でも攻めと守りがあると思う。
例えばトレーニングと休息。
話すことと聞くこと。
真面目に過ごす時間とハメを外す時間。
起きている時間と寝ている時間。等々
これらの攻め、守りの割合に固まった答えはない。
(ポーカーではG T O戦術と呼ばれるある程度の答え(の様なもの)が存在している。)
正解に近づく唯一の方法は冷静に状況判断を行うことのみである。
ポーカーとこれらの例えが似ていると感じる点はどれだけ正しいと思われる判断をしても
最終的には結果を見ないと、正しい判断をしていたのか分からないという点だ。
そこがめちゃくちゃ面白い。
最後に
運試しとちょっとの駆け引きをするだけでも面白く、学び始めればさらに面白いゲームが
テキサスホールデムである。
ここまで読んでくれた方々には感謝をすると共に、ぜひテキサスホールデムをプレイして頂きたい。
おすすめはエムホールデムというスマホゲームだ。
エムホールデムはオンラインで世界中のどこかの誰か、あるいは友達とポーカーができるアプリである。
ぜひ一緒にプレイをしましょう。
読んで頂きありがとうございました。
