安い原発深夜電力を蓄電使用して、太陽光発電電力を高く売電して儲ける!? | 失敗しないLED照明活用術

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7月中旬から、京セラが発売する太陽光発電に蓄電システムを組み合わせた新システム。
京セラのニュースリリースに一文に
太陽光発電システムと蓄電システムを連系することにより、
通常は安価な深夜電力を蓄電し昼間に利用することで、太陽光で発電した電気の売電量を増加させる、いわゆる押し上げ効果が期待できるシステムです。』とある。 



本来は、太陽光発電+蓄電システム+HEMS(ホーム・エネルギー・マネイジメント・システム)を組合せたシステムで、太陽光で発電した電力をしっかり蓄電して、夜間使いましょうという素晴らしいエコハウスシステムです。

しかし当然、逆もできるわけで、深夜電力蓄電で、太陽光発電の売電量アップ?というニュースも出ているのは、京セラのニュースリリースが上記のようになっているからです。

システムには6つのモードがあり、トップがその「儲ける」モードになっているということは、この商品の「ウリ」はそこだからです。

しかもHEMSに300億円の補助金が用意されています。

止めることができない原発の夜間電力を捨てるくらいなら安く売りましょう!これが安い深夜電力のカラクリです。

言い方は良くないですが「補助金付きで導入したHEMSシステムを利用して、安い原発深夜電力で生活し、再生可能エネルギーの買取制度により高く買ってくれる太陽光発電の売電を増やせる」というシステムです。

「安い深夜電力の蓄電することは、原発を応援している」極端ですが、こんな言い方もできます。

でも、今は原発がほとんど止まっているので深夜電力発電コストは安くはなく、この夏の目的はピーク電力を節電して最悪な停電を起こさないためにためなので、橋下知事じゃないですが「期間限定」ということでは目的に合致しています。
そして、このシステムが多く売れた結果、太陽光やHEMSが普及して原発依存度が下がれば良いのかとも思います。

その時々で目的も行為も変わり意識もかわります。
自分がやっている行為は節電なのか、節約なのか、それとも儲けるモードなのか、まず理解してほしい!と思っています。

私もLED照明を販売してビジネスしている身ですので、キレイごとだけで言うつもりもないですが、少なくとも子供たちに恨まれることはやりたくないと思います。

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