私たちツインレイ夫婦の
出逢いと別れと
サイレント期間を経て
再会した実話を
小説仕立てで書いたお話です。



あらすじはこちら

   ↓↓↓
https://profile.ameba.jp/me



藤田先輩から電話があった次の日、香は山川君にその事は言わないようにしていた。



と言うのも、心配をかけたくなかったからだ。







そしてその日の夜も、また藤田先輩から家に電話がかかって来た。





香は嫌だなと思っていたが、「もう電話しないで下さい!」何て事は、口が裂けても言えない。



それに嫌な態度をとって、藤田先輩の機嫌を悪くしてしまったら、2人とも何をされるか分からない。




…とにかくここは穏便に。





と思いながら、香は頑張って楽しそうに藤田先輩の話しを聞いていた。




内容は、特にどうでも良い内容だった。日常の普通の会話。




恋人同士でもないのに、何なんだこの時間は?




と思いながらも、とにかく藤田先輩を怒らせてはいけない!と香は思っていた。









何日か藤田先輩との電話が続いたある日の事。






山川君達は、ついに先輩達に呼び出された。




殴られるのを覚悟で行ったが、藤田先輩が今回は無かった事にしてやる!と言って、殴られずに済んだのだ。





…どう言う風の吹き回しだろうか。




不良のゆう先輩の妹と私が、親友だった事で今回しばくのをやめておいた、と言う事を言っていた人もいるが、本当の理由はよく分からない…




何がともあれ、山川君達が先輩達に殴られずに済んで良かった。



と、香はホッとした。







それに、藤田先輩からの電話も、もう無くなるのではないかと思っていた。








…しかし、その後も藤田先輩からの電話は続いた。






そして、何度か電話が続いたある日



藤田先輩が

















「山川と別れて俺と付き合ってや!」












と言ってきた。





少し驚いたが、本気では無いだろうと香は思った。藤田先輩に彼女がいる事を知っていたからだ。






「でも先輩、彼女いるって言ってましたよね?」





以前の会話の中で、他の学校に付き合っている彼女がいる。と言う話しをしていた。







「彼女と別れるけー、付き合ってや!」




藤田先輩から彼女の話しはあまり出て来なかったが、たまに彼女の事を聞くと、今の彼女とあまり上手く行っていないのか、あまり好きじゃない様子だった。






「いや〜、それは困ります…。」




香は、困った様子で答えた。







「いいじゃん!山川と別れてや!」





香は、誰に何と言われても山川君と別れる気は無かった。




「いや、別れませんよ!」




と、はっきりと断った。






一瞬、怒らせてしまったかと思ったが、意外にも怒ってはいなかった。











その場は何となくで終わったが、その後も懲りずに藤田先輩から家に電話がかかって来ていた。






つづく…