介護離職は個人、企業、国にとっても大きなリスクでり、損失だが解決策はある。 | 有料老人ホーム入居支援センター 代表理事 上岡榮信のブログ 「終の棲家通信」

有料老人ホーム入居支援センター 代表理事 上岡榮信のブログ 「終の棲家通信」

国内外合わせて1400箇所以上の施設を自分の目で確かめてきた「老人ホームの目利き」上岡榮信(うえおかしげのぶ)が、老人ホームのことはもちろん、国内や海外で出会った企業・組織・人などの印象深いお話を中心にお届けします。

紅白歌合戦の途中にメールを見るとホーム探し依頼が入っていました。家族での介護にはお盆、正月も日曜祭日もありません。

12月14日、樋口恵子さんが主催される「高齢社会をよくする女性の会」による『介護による離職ゼロ作戦』ー仕事と介護を両立するためにーのシンポジュームを拝聴しました。

介護を要する老親を抱える人たちがほぼ300万人、介護のために離職を余儀なくされる人が10万人にも達する事は驚きであり、不可解です。

介護保険の基づく在宅介護、通所介護、ショートステイなの利用と施設介護(自宅に勝る終の棲家)の賢い選択でほぼ解決するはずなのという疑問です。

確かに介護保険施行まえの有料老人ホームは自立から利用することもあり高額であり、介護保険以降の
ホームは自立での入居も看取りもないホームがほとんどというのが実情です。

しかし、当センターの調査では数十社のホームにおいては介護と仕事を両立できる頼りになるホームも多くあります。

来年度は、介護、育児、仕事すべてを支援するプロジェクトの立ち上げを応援して参ります。

上岡 榮信

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