気が付けば、新年が明け、半月が過ぎようとしています。

早いもので、禁煙から既に50日位が過ぎています。

自分でも驚きですし、自分を知ってる人間からしても驚きでしょう。

今でも、イライラするから、ニコチンが切れたから、美味しいから、そういった理由ではなく、単に暇つぶしに吸いたくなることがあります。

まぁ、この辺の禁煙についてもおいおい書いて行きましょう。

2014年最初のブログは禁煙の一番の理由ともなったウイスキーから。

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この余市原酒シリーズ。
5年から20年まであり、
更には、特別なフレーバーの余市も何種類かある。

それは今年の良いタイミングでお披露目するとしよう。

では、

余市 原酒 10年

香り

華やかさ、甘い匂い、駄菓子屋で売ってるこねて、ストローで膨らます風船の匂い(ポリバルーンと言うらしい)、ぶどうの爽やかさ、レンガっぽい、土っぽさに、香ばしさを感じる。



口の中をカミソリで薄く切りつけるような鋭さ、滋味深く、淡麗。
きりり引き締まった味はあとをひかず、すっきり。
この年数にしては不思議なほど荒々しい。
が、すぐに馴染む。

体にすっと入っていく。

これがシングルカスクの面白さだと気付けた一杯。

前回、5年でかなりのまろやかさを感じていたものの、今回の10年では倍の年数が経っているとは思えないほどとんがっていた。

が、それが樽の個性なのだと思うと途端に愛おしさすら感じてしまう。
10年でまだ、この樽はきつさを隠そうとしない。
周りは丸くなってきているのに自分だけはまだまだと何に対してかは知らないが踏ん張っている。
反骨というほどかっこいいものではないが、豊かな個性を味わえた。

また、驚くのが、
この度数でも、水入らず。
それほど、味があとをひかず、口が乾かない。

当然、美味いと思う。
だが、それ以上に好きなウイスキーだと言える。

余市を飲めば、北海道に想いを馳せ、ジンギスカンの匂いが鼻をかすめれば、閉まってしまったピザ屋のドアを思い出す。

今回の10年は30日記念ということで開けた一本。

次は、禁煙してから3ヶ月目に。
その時は余市15年。
11月末から換算すれば、2月末。
丁度東京マラソンの祝い酒と被りそうだ。

今回は5時間を切るのが目標。

余談はさておき、
15年は今から楽しみだが、ここ最近ずーっとハイボールを飲んでいる。
その辺の事もだらだらと書く作業も、残っている。

こうして書くとやっぱり楽しいな。

では、次は、
どはまりしてる、石井光太著作の感想を書いていこう。






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