はい。半沢直樹の影響です。

この前に、半沢直樹の原作、テレビで言うところの二部を読みました。
その勢いが手伝って、長らく借りているこの本にようやく手が伸びました。

銀行には給料を振り込んでもらう程度の利用しかなく、特に興味のある業種ではありません。

なので、半沢直樹の衝撃はハゲタカに通じるものがあり、つくづく、金と人と言うのは因縁深い関係だと思いました。

銀行内部で起こった事件を解決していく部門を描いた短編集。

痛快ではないし、ドンデン返しに驚く訳でもない。

けれど、お金が絡む事で起こる人間模様は生々しくそして、今、こうしているときでさえ、起こっているんだろうなと対岸の火事を眺める様に思いをはせる事ができます。

半沢直樹を読んだ後だと短編集故の薄味が少し気になります。

そのちょっとした不満は今週末のドラマで解消したいと思います。


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