万力で締め付けられる様な物語。
どんなに死体を切り刻もうが生きながらにして身体的な痛みを伴う様な描写をされても「そこそこ」。
でも、読むのをやめようとは思ったことはない。
けれど、この小説は、残りの数ページが気になるよりも読むのをやめてしまおうかと思いの方が強かった。
恐らく、他の作品を読んでいなかったら読むのをやめていたかもしれない。
なんだよ、これ
と、投げ捨てていたかもしれない。
この感じ、「嫌われ松子の一生」に近いかもしれない。
それらをふまえて、
なお、というか、
やはり、というか、
とにかく、読んで良かった。
泣けもしなければ、感動もしない、
けれど、その一歩に
しみじみと人間味を感じる。
その人間味と言うのは、
満員電車の隣の乗客よりも現実的で、
とても近いと言うことかもしれない。
人の人生の見なくて良いと思っている部分を描くからなのか、こちらが目を覆いたくなる。
生半可に人の人生なんて尋ねるもんじゃない。
そう、強く思わさせられた。
でも、読むさ。と、次に読む小説は何にしようか考える。
具体的になんなのか、それはわからないけれど、とにかく、転がり続ければ、苔は付かない。
それか良いか悪いかは別として、苔と認識される何かが付かないと思えるのはそれだけで洗練と言えるのかもしれない。
いや、しかし、まいった。
iPhoneからの投稿
どんなに死体を切り刻もうが生きながらにして身体的な痛みを伴う様な描写をされても「そこそこ」。
でも、読むのをやめようとは思ったことはない。
けれど、この小説は、残りの数ページが気になるよりも読むのをやめてしまおうかと思いの方が強かった。
恐らく、他の作品を読んでいなかったら読むのをやめていたかもしれない。
なんだよ、これ
と、投げ捨てていたかもしれない。
この感じ、「嫌われ松子の一生」に近いかもしれない。
それらをふまえて、
なお、というか、
やはり、というか、
とにかく、読んで良かった。
泣けもしなければ、感動もしない、
けれど、その一歩に
しみじみと人間味を感じる。
その人間味と言うのは、
満員電車の隣の乗客よりも現実的で、
とても近いと言うことかもしれない。
人の人生の見なくて良いと思っている部分を描くからなのか、こちらが目を覆いたくなる。
生半可に人の人生なんて尋ねるもんじゃない。
そう、強く思わさせられた。
でも、読むさ。と、次に読む小説は何にしようか考える。
具体的になんなのか、それはわからないけれど、とにかく、転がり続ければ、苔は付かない。
それか良いか悪いかは別として、苔と認識される何かが付かないと思えるのはそれだけで洗練と言えるのかもしれない。
いや、しかし、まいった。
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