久々の鯨統一郎の著作。

『邪馬台国はどこですか?』『新世界の七不思議』『タイムスリップ釈迦如来』などなど歴史ミステリーを多く手掛ける著者の新作。

ツイッターで知って、早速書店で入手。

ただ、その前にうっかりアマゾンのレビューを読んでしまい、
サブストーリーの部分にがっかり感を覚えてしまった。

上にあげた先の二冊からのシリーズもの。

面白いには面白かったけれど、
これだけを読んだのならもっと面白かったかもしれないけれど、
前二作にはっきりと見劣りしてしまっているだけに残念。

たぶん、はちゃめちゃだけど、納得できるそんな説を期待して、
さらにはっちゃけた説を待ち望んでいたその期待感に答えてくれなかっただけだろう。

じゃぁ、これを人に勧めるかって言ったら勧めない。

『邪馬台国はどこですか』と勧めてしまうだろう。




新・日本の七不思議 (創元推理文庫)/鯨 統一郎

¥714
Amazon.co.jp