朝の10時過ぎに出発。

朝から雨だったため、

やまないかなと、

願をかけて、

テントの中で

ごろりとしていたのですが、

そんな真摯な気持ちは

お天道様には通じず、

しぶしぶと

本当にしぶしぶと、

テントをたたみ、

濡れたまま袋にしまいました。

当然、衣服などは

濡れないようにしないといけないので、

かばんごとゴミ袋で包んで、

バイクの後部座席に

くくりつける。


昨日このキャンプ場を探している途中、

美味しそうなコーヒー屋をみつけたので、

とりあえずそこへ向かう。


開店前だったらしく、

雨降る中待つことに。


すると、

雨が弱まってきた。


この日の予定に、

初めての『クライミング』が入っていたので、

雨は大敵。

うっすらと雲の切れ間から、

太陽の日差しが差し込んでくる。

お店の人に、開いてますよと

声をかけられ、

美味しいコーヒーを飲み、

そとの天気に気をかける。


タバコが吸えなかったので、

天気が晴れに向かいそうなタイミングで

出発。


すっかり、青空の割合が多くなっていたので、

合羽をしまい、荷物が取り出しにくいので、

さっき梱包したゴミ袋を全て取り去る。


ニキ美術館へ着くころには、

すっかり夏模様な空になっていた。

$終-アーキテクツのブログ-ニキ美術館

入場すると、ちょうど映画が始まると言うので、

席へ。

大きな仏像の横で見る彼女の自伝的映画は

素晴らしかった。

彼女の事はよく知らなかったけれど、

岡本太郎のような原初的な造形と、色彩に

ほれ込み、展示の仕方も隅から隅まで

見えるように工夫されているので、

作品の裏側に回ったり、横に回ったり、

いろんな表情をつかみ取る事が出来て、

素晴らしかった。

映画の時間が90分もあり、

なんだかんだで、二時間以上

美術館にいてしまった。


余り遅くなると、岩に登れなくなると思い、

粘っこく見比べていたポストカードの選出も

そこそこに、塩原方面へ。


塩原へ向かう国道400号線では、

若干の渋滞があったものの、

それ以外はすいすいと。


目的の『野立岩』近くの駐車場へ

バイクを停めて、着替えて、河縁へ降りていく。

と、すでに先客が。

むぅ。残念。


仕方なくその裏の岩にへばりつくも、

小学生でも登れてしまうくらいの簡単さ。

それでも、登り方を変えてみたりして、

なんだかんだと10分が過ぎようとした時に、

『雨』

手につけたチョークは濡れてかえってぬめぬめになり、

とても登ってはいられない。


諦めは早く、心はすでに、温泉へ。


着替えを済まして、荷物を片付け、

地図で大体を確認して出発。


着いた温泉は『寺湯』


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料金300円。

成分や効能はわからないけれど、

『硫黄』が入っている事は間違いない。


源泉をそのまま浴槽に流しているので、

水道水で薄めて入る。

体を洗う場所もなく、

軽く流して、浴槽へ浸かる。


日に焼けた腕がひりひりと痛み、

先に入っていたおじいちゃん仕様の温度は

私には若干熱く、しかし、耐えねばならない。


じぃーーーーーーーーーーー。

と息を殺し、身じろぎすらしてはならない。

動けば、熱いお湯に体がぶつかってしまう。


時間にして、20分くらいだろうか。

扇風機もない浴場からあがった私は

まるでひと仕事してきたくらいに、汗だく。

シャツはびしょびしょ。

でも、体は熱い。

すっかり体が硫黄臭くなった。





あ~。書くのに飽きた。


今度は自分で掘る温泉に行きたいな。

でも、もっともふもふのアルパカも見てみたいし、

触ってみたい。