朱熹の大学です。

世界史の授業でそういう書物がある事は知っていましたがまさか自分が読むことになるとは当時の私からは考えられません。

『大学』と『中庸』『論語』『孟子』と合わせて儒教の経典の四書とされたもので、『礼記』の一篇であります。

一体どんな事が書いてあるのかと言うと、国家を良いものに変えていこうと思うならば、根本には学習があるという事になると思います。

それは家族単位でも同じことですし、個人単位でももちろん同じ事です。

ならば何を学ぶのかと言うと、まずは『礼』、『義』などの論語でいう根本的な部分や正しい知識といったところでしょうか。(ちょっと不安)

今回読んだものが現代語訳ではなかったので、熟語の意味などは飛ばしてしまっています。

ただ、それでも、論語で足りる。

そんな気がします。

より実践的な事が書いてあるように思います。
とても薄い本なので、気軽に読めて、その真意を読み込んで行くそんな本でしょう。

ちなみに、二宮尊徳が読んでいる本はこの『大学』です。