正確には 出会いではなく 再会。

何年目か 一人旅で 東北をまわって帰ってきて
数日経った頃

ワタシの勤務先のお店に 子連れのお父さんが来ていた。

顔を合わせる事なく素通りしようとすると

「……わかる?」 と 声をかけられた。


∑( ̄口 ̄) あっ。

それは 中学時代 大親友であった男子。
親友であり 子分でもあった(笑)

「あ~!!久しぶり!!お子さん?」
と聞くと 弟の子供だと言う。

たわいない話をして仕事に戻った時 ふと思い出した。

彼も 昔 バイクに乗ってたって聞いたっけ!!

再度 彼の所に行き

「ね まだバイク乗ってるの?」
と 聞くと
「あ うん たまにだけどね」

「ワタシも乗ってるんだよ」

「え!? うそっ!?

「ホントだよ」

と ツーリングで土方焼けした腕を見せた。


結果 時間があればツーリングでも行こうって話しになり

ワタシのアドレスを渡した。

実に20数年振りの再会でありました。
それから私は 年に数回 一人旅に出るようになった。

東北 北陸 近畿 関西 中部…

日帰りもあれば 最高5日くらい 仕事が休める範囲でバイクに跨った。
多分 30過ぎた 会社員主婦が こんなことを出来るなんて 少し前は 夢にも思わなかった。


誰もワタシの事を知らない土地を 一人で走るのは 凄く楽しかった。

母でも妻でも仕事をしてるワタシでもなく…


ただの自分。


年に2回くらいだけど

この時間さえあれば

あとは 耐えてゆけると思っていた。

バイクはただひとつの ワタシの味方であり相棒だった。
完全にあきらめた。

夫とは もう「人生を楽しむ」 先さえ閉ざされた。
…それでもワタシは生きていかねばならない。

しかし将来に 夢も希望もないのでは あまりに辛い。



だったら 自分ひとりだけでも 何か楽しみを見つけよう 。

なぜか ワタシがその時選択したのが「二輪免許」だった
本当に不思議 なんでバイクに乗りたいと思ったのか…

以前 夫は 高校時代 原チャリの免許をとって

楽しくて、かなり乗り回した と言う話は聞いていたので

一応 聞いてみた。

「ワタシ 中型免許取ろうと思うんだけど 一緒に取らない?」

…予想通り

「ん~オレはいいや」

「また バイク乗りたいなぁって 前言ってたじゃん せっかくの機会だから 一緒に取ろうよ」

「ん~免許はとるよ~…いつか。今はいいや」


そう いつもアナタは 先送り。

先送りにして絶対実行はしないんだよね

口ばっかり。



ワタシの最後の賭けは終わり

これで心おきなく

「自分時間」を楽しませていただきましょう。




…しかし三十路すぎの反射神経なんて 本当にボロボロ。


他の方の 3倍時間をかけ

やっとやっと 免許ゲットニコニコラブラブ


嬉しかったなぁ。