居酒屋の帰り、コンビニのビニール傘を差して歩く私の耳に、運命の旋律が聞こえてきた。

「ミャー……(助けて……)」

草むらで震えていたのは、手のひらサイズの黄金の子猫。

私は直感した。「この子は、私が守らなきゃいけない存在だ」と。

そこからはもう、自分でも驚くほどの神対応。

友達を車に待たせ、私は豪雨の中、**時速30km(推定)**でドラッグストアへ爆走!

店に着くやいなや、カゴに猫ミルク、スポイト、除菌タオル……さらに「これが欲しかったんでしょ?」と言わんばかりの綿棒とピンセットを、目にも止まらぬ速さで放り込んだ。

車に戻ると、私は伝説の執事に変身。

「お嬢様、ミルクのお時間です」とスポイトを差し出し、耳掃除から目ヤニ取りまで、完璧なフルコース・ケア。

ピカピカになった子猫を高級(に見える)ダンボールへエスコートし、私は達成感とともに、運転席で**「フッ、いい仕事をしたな……」**と呟きながら意識を失った。