昔、自分の卓で同じ種類の牌だけ伏せて14枚取って、和了ってるかどうか、和了ってなければ何を切ればいいか、という練習をしていたのが懐かしいw

さて、前回「自分がすぐ分かる基本形を増やす」といいと書いた。
今回は実戦でもよく出てくる多面張の形を見て、何を自分の基本形にすると効率が良いかを書こう。

 

有名な5門張。
14736待ち。
2を暗刻と取るか雀頭と取るかで待ちが別れるね。

次に



こちらも5門張。
1から5までの待ち。
2と4をそれぞれ暗刻で除けば基本形になるね。



2から5までの4門張。
2を暗刻で抜けば基本形で245待ち。
234の順子を抜けば23のシャンポン待ちだね。

同じような形でこんなのもあるね。



こちらも2から5の4門張。

2を暗刻で抜くか雀頭で抜くかで別れる。
 
これらを基本形として覚えると待ちを見切るスピードが増える。
 
例えば次の形。
 
 
これは1から8までの8門張なのだが、2を暗刻で抜いた時、または7を暗刻で抜いた時、拡張した基本形になるよね。
 
次はどうだろう。
 
 
こちらは2から6までの5門張。
これも2を暗刻で除けば拡張基本形。
345の順子を除いても別の拡張基本形だ。
 
このようにして自分の基本形をどんどん増やしていこう。
待ちがすぐに分かるようになるぞ。
 
あと、裏技として「一つの待ちが分かったらその筋も待ちになりやすい」ことを覚えておくと良い。
 
例えば
 
 
の形は567の順子を除けば2223444で拡張基本形1から5の待ちだけど、5の筋の8はどうかな?と見てみると、やはり待ちになっていることが分かる。
 
多面張は慣れればちっとも怖くない。
恐れずメンチンを目指そう。
 
 
こんなのを和了って「何待ち?」と聞かれ、「うん、147369待ちだね。3は無いけどね」などとさらっと言えるとちょっとかっこいいぞw