tsudoi.net 旅行記 「ベトナム・カンボジア・タイ編」
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第1話 食のベトナム 前編

8月3日

16:00。今、バンコクの空港でホーチミン行きの飛行機を待っている。トランジットは初めてだ。ただ待つのみ。

20:30。ホーチミンに到着。空港でとりあえず1万円だけ両替。
1万円=1,150,000ドン
115万円!?金銭感覚がおかしくなりそうだ。プチ富豪気分。
バイク天国 タクシーでホテルまで向かった。旅行ではいつも到着1泊目だけはホテルを予約し、
後は現地に着いてから気が向いたところに泊まることにしている。行き当たりばったりの方が楽しい。

ホテル到着。とりあえずどこかでサクッと飯を食いたいので、早速外出した。
意外に食べるところが見当たらない。タイと違ってコンビニが1つも無かった。やっとケンタッキーが見つかったので、
初日はハンバーガーセット(30,000ドン)で済ますことにし、メニューの中から指差して選んだ。
「No.8 please.」
「No.8. O.K. ウィッチキン?」
何?ウィッチキンって何だ?
何度か店員に聞きなおしてようやくわかった。
「with chicken」
のことだった。ベトナムではいろいろな人の英語を聞いたが、どうも発音がわかりにくい。
特に、「th」の発音が苦手な人が多く。「three」は「トゥリー」と聞こえる。え?Tree?木?と何度も聞きなおした。
「ティッチャー」=「teacher」、「スップ」=「soup」だった。日本人の英語も聞き取りにくいのだろうが、
ベトナム人の英語も相当ひどい。おそらく、発声の仕方が母国語と英語で全然違うのだろう。ベトナム語は比較的声が高く、
少し弱々しい発音の仕方をする。その分、女の子の喋り方はかわいらしい。自然と性格も温厚に思える。
23:00。時差の関係で2時間長く起きているため、今日はもう寝よう。Good night.


8月4日


バイタクの兄ちゃんと雨宿り 8:00。ホテルで朝食をとり、ホーチミンの街へと繰り出した。
とりあえずフォム・グー・ラオ通りへ行き、今日泊まる安宿を探す。
途中、日本語を話すバイタクのおっさんが声をかけてきた。日本人に書いてもらった手帳を見せてきて、俺を信用してくれ、
と言う。でもバイタクに対して少々抵抗があったし、まずは自分の足でホーチミンの街を歩きたかったので断った。
しかし、実際に歩いてみると、これが地図で見るよりけっこう遠い。
そして何だ!?このバイクの多さは!?HONDA、HONDA、HONDA。
どのバイクを見てもHONDA製。たまに中国メーカーのバイクも走っているが、とにかく多い。半端なく多い。(→ ホーチミンの写真を見る!
車はバイクに比べて少なかった。
そらそうである。こんなにバイクに走られたら危なっかしいし、激混みするし、車なんかに乗ってられるか!と思った。
またバイタクの兄ちゃんに声をかけられた。今度は英語で話しかけてくる。例の聞き取りにくい英語で。
そして同じように日本人に書いてもらった手帳を見せてくる。が、これも断った。
それにしてもベトナム人はみんないい人そうに見えるので、断るのは心苦しい。
やっと目的の宿に到着。ファン付で1泊US7ドル。今日はここに決定。

10:00。少し落ち着いてから再び出発。まずはマーケットを目指す。
と、またさっきの英語のバイタクの兄ちゃんに遭遇。けっこう歩くと距離があることがわかったので、
契約することにした。1日US 10ドル。
この兄ちゃんのおかげで後で最高の思い出ができることになるとは、このとき思うはずもなかった。
もっと写真を見る!