こんにちは薬剤師・鍼灸師の大谷です。

妊活サポートをする上で、必ずお聞きしていることのひとつに睡眠があります

中医学では、夜の睡眠中に体に必要な陰血（体液や血液）が作られるとされており、

睡眠の質が卵子や子宮内膜、精子の良し悪しに直接繋がってくるのです

睡眠時間や睡眠をとられる時間帯はもちろんですが、

☑寝入りがいいかどうか

☑途中で起きたりしないか

☑夢を見ていないか

☑朝早く起きすぎていないか

☑スッキリと朝起きれているかどうか

などの睡眠の質を確認します

睡眠が浅かったり、夢を多く見ている場合は脳が動いており完全に休めていない状態です。

そうなると、子宮・卵巣・精巣などに比べて、生きるために重要な機関である脳への血液量が増えるため、生殖器への血液分配量が減ってしまうのです

寝る直前まで仕事をしていたり、パソコンやスマホをいじっていたりすると脳が十分に鎮静されず睡眠に影響が出ますので、寝る30分～1時間前には使用を控えるようにしましょう

また、寝る前の入浴（特に熱いお湯）は体を興奮させて眠りづらくなりますので、寝る2時間前くらいに入浴を済ませるか、ぬるめのお湯で入るようにしましょう

中医学では、睡眠は五臓のうちの“心（しん）”と関係が深く、心は精神思惟活動を司っています。

そのため、睡眠障害がある場合は、気持ちをリラックスして安定させてあげることで深い睡眠がとれるようにサポートします

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