はるか昔、一人の男が
世界平和のために
立ち上がりました。
その男は、、、
桃太郎！
桃太郎の話は、
日本五大おとぎばなし
の一つとして
江戸時代から語り継がれています。
ちなみに
桃太郎の他の
『五大おとぎばなし』は、
はなさか爺さん、
舌きりすずめ、
さるかに合戦、
かちかち山、
と言われています。
＊出典 日本文化いろは事典
物語のあらすじは、、、
桃から生まれた桃太郎が、
お婆さんからきびだんごをもらい、
イヌ、サル、キジを従えて、
鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く
という話です。
今回はこのお話を
違う角度から読んでいきたいと
思います。
ビジネス、
もっと言えば
『会社』
に置き換えると、
このようになります。
桃太郎:社長
鬼退治をする:会社のビジョン、目的
猿、キジ、犬:社員
きび団子:給料
猿、キジ、犬は、
『きび団子一つ』
というタダ同然の安月給で、
自らの命をかけて
鬼退治という仕事の達成のために
仕事をしてくれたわけです。
一般の会社なら
超ブラック起業ですよ。
どうして、
猿、キジ、犬は
「もっと給料をくれ」
とか
「保障をもっとつけてくれ」
と文句を言わずに
桃太郎とともに鬼退治に行ったのか？
それは、
猿、キジ、犬も
それぞれが
「鬼を退治したい」
という想いを持っていたからです。
それぞれが
鬼退治に行こうと思っていたところに、
タイミングよく、
これまた同じ想いの桃太郎が現れたので
お供することになったのです。
目標、ゴールが同じだから
給料＝きび団子が多いとか少ないとかは、
特に氣にしていなかったのです。
会社、お店といったビジネス、
プライベートで仲間と何かするとき。
これらは
一つのチームです。
チームをまとめるには、
報酬だとか
待遇だとか
条件面の整備に意識がいきがちです。
だけど、
最も大切なことは
何のためのチームなのか
です。
リーダーが
ビジョンや目的を明確にして
それを自身の言葉で語ることが
一番の求心力となります。
追伸
桃太郎の話は、
他の角度からも見れます。
それは、
『鬼』の視点。
好き勝手、
やりたい放題ではあるけど
酒盛りをしているところに
桃太郎たちがやって来たわけですよね。
鬼たちからすれば、
桃太郎たちは
ある意味テロリストですよ。
一つの物語でも
視点を変えて見てみると
思いのほか面白い発見がありますよ。
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