早いもので、
もう7月も半ばに差し掛かろうと
しています。
子供たちは
もう夏休み目前ですね。
つばさ整骨院では
長期の休みになると、
子供の来院が増えます。
スポーツのケガの場合もあるけど、
それと同等、
あるいはそれ以上に多いのが
親御さんが
「うちの子、姿勢が悪いんです」
という来院理由です。
子供はまだ身体が出来ていないから
余計に目立って見えてしまうからでしょうか。
子供をそばで見ている親が
『うちの子の姿勢を悪い』
と判断し、
日頃から
「姿勢を良くしなさい」
と言うそうなんですが、
当の子供にとっては
「よくわからない」
というのが本音の場合が
少なくありません。
だけど、
「姿勢を良くしなさい」
と言っている親御さんの方が、
歪みがひどい場合も…。
なんだか矛盾してますよね。
さてさて。
姿勢というのは
良くしようと思っても
早々出来るものでもありません。
言われてすぐは良いけど
20分もすれば元通り。
意識すればするほど、
背中や腰の筋肉たちは
緊張が高まり、
脱力すれば
背中は丸くなってしまいます。
子供の姿勢に影響する因子は
3つあります。
1.運動
運動をあまりしない子は、
神経と筋肉の伝達が鈍く、
バランス感覚にも欠けるため
姿勢維持が苦手です。
2.感覚
感覚に関しては
視力や聴力が弱かったり、
感覚が敏感すぎるために
外界との接点に
緊張が起こりやすいことで
姿勢にも何らかの影響、
ストレスが発生します。
3.環境
環境は家庭環境が大きいですが、
学校などもそうです。
萎縮してしまうような環境や、
緊張感があまりにもない
自由すぎる環境は
姿勢に大きく影響します。
これは
精神的にも肉体的にも
未熟な子供だからこそ大きく影響され、
またこれらの問題を解決することで
劇的に改善することも可能です。
姿勢の改善をプロに任せるのも
方法の一つだけど、
姿勢の悪さを
子供だけのせいにする前に、
親御さんが
子供の背中をさすってあげたり、
一緒に伸びとかストレッチをしたり、
するだけでも違ってきます。
子供の問題の多くは
親も少なからず関係しています。
人は、誰かに褒められたいものです。
それは、大人も子供も同じ。
いや、
子供なら尚更のことです。
皆さんもきっと
子供の頃はそうだったと思います。
ついつい、
親とか大人とかの視点で
「あれはダメ、これはダメ」
とジャッジしてしまいがちだけど、
子供も一人の人間です。
人と人、
対等に付き合ってみることを
私は大切にしています。
（だから、
私のことを
「おい、福！」
と呼んでくれる小学生も…。）
追伸
子供は、
新型の地球人ボディスーツを
身にまとった存在。
新型ということは、
旧型より進化していますね。
つまり
旧型には無い感覚、価値観等を
持っているということ。
物事でも
新しいものから学んだり、
新しいものを取り入れて
発展したりします。
余計なプライドや思い込みは
一旦横に置いて、
新型から学ぶ姿勢が
より良いものを創造していきますね。
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