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仙骨のはなし 前回まではこちら

 

 

 

ミゲル

 

「ほう、呼吸が起因?」

 

 

 

「はい。

呼吸が浅くなると、

リラックス状態には
程遠く緊張状態に傾いてきます。

 

緊張状態になると、
筋肉の緊張により血管が収縮してきます。
 
血管の収縮により酸欠状態を引き起こし、
栄養不足による組織へのダメージ、
さらには壊死する可能性も出てきます。

 

そうすると
身体の反応として、
収縮した血管を広げ、
十分な酸素を供給するために、
痛みの物質を発生させます。

 

この痛みの物質は、主にブラジキニン。

 

痛みを発生させる実行犯は、
痛みの物質であるけど、
元々は血管の収縮状態に始まったわけで、
収縮状態を改善することが根本解決になります。」
 
 
 
ミゲル
 
「なるほどな。
まあ、福ちゃんにしては、
ちゃんと答えられたさかい、合格にしとこうか。」

 

 

 

「なんですか、そのついでみたいなセリフ。
やな感じ。」

 

 

 

ミゲル
 
「まあまあ、まあまあ。」

 

 

 

 

「呼吸と痛みの関係性は、
臨床でわかったんですが、
呼吸と仙骨孔の詰まりは、
どういうことですか?」

 

 

 

ミゲル
 
「呼吸するときに、
呼吸筋である横隔膜が収縮するわな。
 
さらに、
努力呼吸(深呼吸)になると
呼吸補助筋達も収縮する。
 
 
 
 
 

ほいでな、

呼吸時の胸郭の動きはこんなんや。

これらは、

学生時代に解剖学で習ったやろうから、
詳しくは言わんでええやろ。」

 

 

 

 

 

 

「割合は計測していないからわからないですけど、
感覚優位の状態では意識していますね。
 
ただ、
思考優位になると意識していなくて、
『あれ?今息してたっけ?』
ってなります。」

 

 

 

ミゲル
 
「なるほど、なるほど。

 

感覚優位というときは、
どちらかっちゅうと余裕があるからな。
 
全体を見渡すことができる。
 
一方、思考優位だと視野が狭くなりがちになる。
 
福ちゃんもよう言うてるやつあるやん。
 
人間は1日に約2,000〜3,000回も自分に質問してるって。
 
常に考えとる生き物っちゅうわけや。
 
特に現代は、
膨大な情報の中で生活しとるから、
思考優位になりがちやねん。」
 
 
 
 
「たしかに、そうですね。」
 
 
ミゲル
 
「でもな、思考を完全停止して生活は出来へん。
 
ただ、感覚と思考の割合を変えたらええだけや。
 
呼吸を感じること。
 
呼吸をすると、胸郭の収縮は目に見えてわかるよな。
 
胸郭が動くっちゅうことは、背骨も動いとるわけ。
 
さらに言えば、仙骨も動いとる。
 
仙骨の動きを確認したいなら、
仙骨に手を当ててみるといい。
 
前後に動いとるんがわかる。
 
手は、手のひらでも手の甲でもええが、
よりええのは手の甲。」
 
 
 
「えっ?手の甲?」

 

 

 

 

 

ミゲル

 

 

 

「手の甲、もっと言えば手根骨の一つである有頭骨が、

 

仙骨と関係しとるんや。

 

知っとった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、それは知りませんでした。

 

中手骨と背骨の関係性については

 

わかっていたんですけど。

 

 

 

今度、神骨研究室でやってみます。」

 

 

 

 

 

ミゲル

 

 

 

「おもろうなってきたやろ?」

 

 

 

 

 

 

 

「はい、ワクワクします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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