新ブログ、新しい記事アップしてます!
新ブログ、
新しい記事
アップしてます!
*Bishoku de Pazzの関連記事です!
約半年間続けてきた当アメブロですが、
この度燕STUDIOのオフィシャル・ホームページを立ち上げた関係で、
ブログもそちらにお引っ越ししています。
燕STUDIO・DINING に関するあらゆる情報はこれから、そちらの方から配信されます。
なので、みなさんには新しいブログの方をこれまで通りご覧いただけますよう、よろしくお願いします!!
燕STUDIOの
新しいホームページは
こちらから!
これからの燕STUDIOをどうぞよろしくお願いします!
Bishoku de Pazz 第三回試食会 ご予約受付終了しました!!
Bishoku de Pazz 第三回試食会
ご予約受付終了しました。
ご興味がある方で
ご予約しそびれたという方、
来月の第4回
(10月29日土曜日予定!)に
是非いらしてください!
お待ちしています!!
詳しくは、こちらから!
Bishoku de Pazz 再始動!!
Bishoku de Pazz 再始動!!
みなさん、大変ご無沙汰しておりましたが、この度いよいよ
Bishoku de Pazz
が、次回の試食会に向けて動き出しました!
新しいコンセプトの元、より画期的でダイナミックな美食の提案を現在企画中です!
次回の試食会は今月最終週金曜日(秋分の日)になる予定ですが、詳細は未定です。
正式な内容の告知とご予約受付開始は、今週中になる予定です。
ご興味のある方は是非当ブログをチェックしておいてください!
みなさんにお会いするのを楽しみにしています!
Bishoku de Pazz Chef = Keita Narahara
ホットでスパイシーな夜!
ホットでスパイシーな夜!
今うちのキッチンはかなりホットでスパイシーなことになってます!
数種類のチリ、ペッパー、クミン、オレガノ、パプリカ、ターメリック、スターアニス、オールスパイス、クローブ、コリアンダー、カルダモン、、、などが手元の棚に常時待機してて、かなりヘビーなローテーションで熱々のステージに上がり、たちどころに昇華していってる。
扱うハーブも、豆やナッツの種類も今がマックス。毎日入荷する魚のソースにもなれば、ラムラックと一緒にマリネされたり、焦がしバターの中で宙返りする海老やら牡蛎と一緒にワイワイガヤガヤやってる。
そればかりじゃない、毎日燻製機から噴き出す煙の量がまた半端ない。燻製機では、このあいだちょっとやらかしてしまった。チキンのモモ肉をスモークしてたんだけど、あまりにも大量の肉を燻製機にかけてたもんで、いっときキッチンが火山の火口付近さながらになってしまった、おかげで火災探知器がやかましく鳴り出すやら、警備会社から問い合わせの電話が鳴りまくるはで店中大騒ぎ、軽いボヤを巻き起こすってな事件を起こしてしまった。
まぁとにかくそれぐらい今店がムーチョピッカンテ!(めっちゃスパイシー!)な状態になってるんです!
何故かって?
今燕STUDIO・DININGでは"HOT SPICE FAIR"の真っ最中だから、なんです!
"HOT SPICE FAIR"とは、文字通りホットでスパイシーなフードやドリンクでしつこい残暑(≧ω≦)の蒸し暑さをぶっ飛ばしちゃいましょ!というもの。
内容としては、580円タパスが全て南米やカリブ、東南アジアや中東、沖縄をベースにした料理。常時10種類以上、モノによっては毎日替わっていってます!
ドリンクもかなり充実してます!なかでも見逃せないのは
"BLOODY AMIGO!"(血みどろのトモダチ)
という凄まじいネーミングの燕オリジナルのカクテルを、期間中に来店してくれたお客様全員にフルマイ酒としてプレゼント!
既存のブラディメアリーを店長のカズマ氏がホット&クレイジーにリメイクした絶品!くいっと一杯試さない手はないですよ!
しぇふのぶらぶら日記 20110822
しぇふの
ぶらぶら日記
20110822
ふりーだいびんぐ・あんせむ
八丈島 三日目、四日目
朝6時すぎに起きて、
早くも暑くなりはじめたテントから這い出して
黒岩の崖に立ち、
目下に広がる海洋から夜明け前の暗い陰影が
完全に消え去るのをぼんやり見送ってから、
シュノーケルとフィンを片手に海岸へ降り、
黒い砂浜に腰掛けて装具をつけて、
そのままざわんと沖へ向け泳ぎ出す。
沖合2、300メートルほど泳いだところでやっと
水深が6、7メートルの、俄然視界の開けた場所に出る。
浅瀬では黄色みがかっていた水が途中エメラルド色を経て
だんだんと青色に変わっていくのが、
最初はとくに海岸からの距離を測るバロメーターだった。
目に見えて青色のエリアが、
ちょうど沖合200メートルほどの地点から先の世界の色だ。
泳ぎ進めていくうちに気づいたことだが、
水の色って、
水の深さに関係しているものとばかり思っていたのだけど、
違っていた。
水の温度に関係していたんだ。
どれほど深くても水が温かいと黄色っぽく見えるし、
逆に浅瀬でも、青い場所に体が入ると
唐突な冷たさに体が少し緊張する。
とにかく、沖合200メートルから向こうにいけば、
完全な非現実的世界を目の当たりにできるんだ。
透明度の高いブルーの中で
僕は実に沢山の海の住人に遭遇した。
数センチの細長いヒレを立てて泳ぐ熱帯魚の集団、
水面から水底へすごい速さで滑降する海ガメ、
大きな岩陰で休む不思議な柄のフグ、
クリオネに見紛うおそらくはクラゲの幼体、
蛍光ブルーの小さな魚の群集、
眩しいほどに黄金色の馬面の細長い魚、
直径10センチの饅頭型の甲羅を持った蜘蛛みたいな蟹、
地味な珊瑚、
翻る木綿のように海底を移動していくピンク色のウツボ、
などなど。
なかんずく圧巻だったのは、
体長30センチくらいの、尾鰭に青のリボンを巻いた
ダークな魚の60~70尾ほどの巨大な群が
突如として眼前に出現した時だった。
群は、
僕が漂う青い空間の中へ
まるでさらに巨大な何かから
おもむろに吐き出されでもするかのように
夥しくなだれ込んでくるや、
間髪いれず巨大な一匹になって、
僕の目の前でトグロを巻き、
いやというほどの無表情で僕を威嚇した。
生きるダークグレイの巨大な柱を
僕はしばらく呆然とうち眺めていたが、
催眠術にかかる一息手前で不意に
別のなにかに取り憑かれ、
身体を反転させて水面にフィンを打ち、
その巨大な一匹目掛けて突進した。
巨大なトグロは颯爽と身を翻し、
僕の猛進をふわりとかわして、
岩壁の間を一匹の蛇になって潜り抜けた。
僕は両足のフィンを必死に打って
群を追跡した。
おそろしく俊敏な群の進軍を必死で追いかけるうち、
僕は次第に、自分がとんでもないことをしているのを
覚らざるをえなくなった。
ほんの瞬間的なことだったが、
僕は自分の目と鼻の先に、
とても淡いブルーの、まだまだ明るくてなかなかそうとは気づきがたい、
しかし決して目を逸らしえない何かを見てとった。
僕自身の死の気配だった。
それはまだまだ漠然としていて、
気のせいだと一笑しようと思えば出来るくらいの
若々しい気配ではあった。
でも僕にはとても馴染みのある感覚だったんで、
自分自身に急ブレーキをかけた。
そういえば、遊泳海域を示すブイを過ぎてから久しく、
自分を取り巻く水流も縦横無尽に、
その殺気を防波堤や岩の端っこで研ぎ上げている。
僕はきびすを返し、
猛然と元来た場所目掛けてフィンをばたつかせたが
なかなか距離がはかどらない。
沖合へ引いていく波の牽引力がとても強くなっているのだ。
焦ると俄然シュノーケルに水が入ってくるし、
ゴーグルも曇るは水が侵入するはで、
次から次へと周囲を取り巻くものひとつひとつが
僕に対して反旗を翻してくるんだ。
それでもなんとか安全なところに戻って水面上に顔を上げた時、
海の家の巨大拡声器から
「~海域外での遊泳は禁止されています。
すみやかに戻ってください」
という明らかに僕へ向けての忠告が
集落全体に響き渡る音量でもって
勧告されていた。
「戻ってるっちゅうねん。。。」
僕はひとりごち、
なんとはない独りよがりの気まずさに潜っていって、
面白くもないキスの追跡などしばらくやってから
岸に引き上げた。
山に登った日以外、
僕は毎日10回近く、沖へ出ちゃ~戻って砂浜で寝る、
を繰り返していた。
寝ている途中に何度か冷たいスコールに降られたが、
僕は降られるまま、シャワーに打たれるがまま、
温かい黒砂の上で何度か夢を見た。
水なのか、空中なのか、
なんだか妙に要領をえないだだっ広いだけの空間を
ふわりひわりと何処へともなく
漂流する夢だった。
心のどこかで、
雨に打たれっぱなしで砂浜に倒れ込んでいる僕を見たら、
10人が10人、僕を浜に打ち上げられた水死体だと勘違いするに違いない、
そうなると、面白いのにな、と思った。
でもその思いもすぐに泡と消え、
冷たく降りしきる夢の中に戻っていった。
さっき覚えた死の淡い感触が海藻のように、
ドコか遠くで揺れている、
そんな夢だった。

















