こんばんは。
まずは今回の地震でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。
そして、怪我をなされた方の一日も早いご回復をお祈りいたしております。
とても大きな地震でした。
地震発生時は川崎市のマンション新築現場にいました。
関東は小さな地震が多いので小さく揺れることにはかなり慣れています。
震度3くらいの地震なら全く気にせず・・・といった感じなのですが、今日の地震は違いました。
最初はいつもの震度3くらいの地震がしばらく続いている感じでしたが、そのうちに大きく揺れだしました。
地震に慣れている職人達もさすがにこの大きさには危険を感じ、すばやく避難をしました。
電気が落ち、鉄パイプが倒れる音、物が落ちる音がし、バケツの水は大きく揺れて床が濡れました。
大きく深刻な被害は無かったのが不幸中の幸いでした。
揺れがおさまって外に出てみると道路には多くの人が避難していました。
本当はむやみに外に飛び出すと、割れたガラスや危険なものが降ってきて危ないのです。
まわりも停電していました。
しばらく待っても電気が復旧する見込みが無いので仕事を切り上げ、帰宅することにしました。
家族の安否が気がかりなので電話するも掛かりにくく、カミさんとつながり無事を確認した後は不通となってしまいました。
メールは使えるのが分かると、家族や友達などに安否確認のメールを出すと、しばらくしてポツリポツリと返信がありましたが、メールも問い合わせをしないと入ってこない状態。
帰りの移動中にもメールのやり取りをして安否を確認していくうちに、メールすらも全く使えない状態になってしまいました。
みんなが一斉に使うので掛かりにくくなるのは分かりますが、緊急時に使えないのでは意味がありません。
考えてもらいたいものです。
現場から自宅まではほぼ一時間もあれば着いてしまうのですが、停電による信号機の不作動、高速道路の通行止め、電車不通のためのお迎え車などでかなり渋滞していました。
3時半過ぎには現場を出たのですが、家に着いたのは7時半を過ぎていました。
電車が止まり、徒歩で帰宅する人々が大勢歩いていました。
暗いコンビニからは買い物を済ませて出てくる人たちが見えました。
歩いて帰る人にとっては食べ物や飲み物を調達する大切なポイントとなるはずです。
東京では駅に大勢の人たちが帰宅難民となって溢れていたそうですが、まさか本当にこんなことが現実に起きるとは思っていませんでした。
渋滞と携帯電話の不通でイライラしながらやっとの思いで仕事車の駐車場に到着すると、近くに住む親戚をまわって無事を確認し、ひと安心して帰宅しました。
我が家に大きな被害は無く、食器棚のガラスの扉が落ちて欠けたのと、皿が数枚一緒に落ちて割れたくらいでした。
普段から地震を気にして落下物が少なくなるようにしておいて良かったと思いました。
幸い、自宅付近は停電はなく、暖をとることができますが、停電をしている地域では暖房を入れることもできずに寒さに震えているのではないでしょうか。
帰宅することもできずに避難所で夜を明かされる方、夜通し歩いて家に向かう方、本当に気の毒です。
これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。
心配してくださったブロ友の方々、ご心配をお掛けいたしましたが、私も家族も無事です。ありがとうございました。