再び実家へ1 片岸町堤防付近 | ちわわのつーさん

再び実家へ1 片岸町堤防付近

夫と 夫の弟が 岩手県釜石市の実家に行ってきました

前回の帰省から 約1ヶ月経っています

ちょうど49日を迎える日に 実家に着きました



岩手県釜石市片岸町です

まだ瓦礫の山があり 被害の大きさを思い知らされます


その中で 瓦礫の中に 桜の木が1本残っていました

幹も傷ついて 枝も折れて 海水をかぶっているのに 

それでも 残った枝に花が咲いています


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片岸町の防波堤です

津波で崩れました


水がある方が 防波堤の内側なんです

津波の前は 道路と田んぼでした


なんで 防波堤の内側に水があるかと言うと


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このまま 後を振り向くと・・・


ちわわのつーさん

防波堤が破壊されているからなんです

こんなに大きなコンクリートの塊が いとも簡単に破壊されたんです


また上の写真の 津波に対する注意の看板ですが

下半分は破れていますが 「地震だ! 津波だ! すぐ避難!」


沿岸地域で育った人なら 必ず小さい頃から 教え込まれています

そのおかげでしょうか
鵜住居地区にある 夫の母校でもある 中学校も全員避難出来たそうです

ちわわのつーさん

海がすぐ近くで 校舎全部が水に浸かったそうです


隣にある 小学校も 全員が避難出来たそうです


的確な指示と誘導で 生徒を避難させた先生方には

本当に頭が下がります 

想定外の大きさだったので 普段の避難訓練の避難場所では 助からなかったそうです


もっと遠くへ 高いところへと 指示が的確だったからこそ

たくさんの命が救われました


この時近くにいた方の話では 

先生方は 必死の形相で 「走れ~」 と大声で指示を出していたそうです

大人の必死さが伝わるから 生徒達も必死だったと思います

避難した場所は 驚くほど学校から離れた場所でした


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中学校の隣にある 小学校です

3階部分の窓に 車が突き刺さっているんです


ちわわのつーさん


この写真を見たとき 津波の怖さに言葉が出ませんでした