夫 実家へ 1 | ちわわのつーさん

夫 実家へ 1

24日(木)~27日(日)

夫と 夫の弟 2人で 実家の両親に会いに行ってきました

 

夫の実家は被害が大きかった地区にあります

高台にあった為 かろうじて家は残りましたが

周囲は壊滅状態で 電話も通じません


無事なのは分かったのですが 状況は良く分かりませんでした

そんな時 岩手県の内陸に居る夫のいとこが 食料を運んでくれました


この時点で分かったのは 避難所では無いので食料がもらえていなかったこと…

これには かなり心配しました


ようやく 埼玉ではガソリンが満タンに出来るようになり 出発の段取りが出来ました


ガソリン不足で悩む被災地で

ガソリンを入れることは出来ないので 携行缶にガソリンを詰め

食料・生活用品・衣類 ・・・ 諸々積み込んで 釜石市へむかいました


東北自動車道が 全面開通し 新仙人峠も通れたそうです 

もちろん 雪のためスタッドレスタイヤか チェーンは必須です



釜石市片岸町の津波後の写真です

家やお店が跡形も無く攫われてしまいました


津波の前は すごく綺麗な良い所だったんですよ





ちわわのつーさん


日産自動車があった所です 家々が流されて職業訓練校が見えます

ちわわのつーさん


その日産自動車の看板が 根元から折れ倒れています 車も1台もありません

ちわわのつーさん

線路です レールは外れて 離れた場所で 不自然な形に捻じ曲がって見つかりました


ちわわのつーさん


ゴルフの打ちっぱなしの 柱が残っています


ちわわのつーさん


国道45号線より 実家を目指します バス停があった辺りです


ちわわのつーさん


この坂道の両脇には 家が並んでいました

ちわわのつーさん

坂道を登って 振り返りました
ちわわのつーさん

遠くからだと 無事だと思った家でも 近づくと1階部分が壊されています


ちわわのつーさん

瓦礫の山には 車が何台も重なっています


ちわわのつーさん


実家の すぐそばまで津波は押し寄せました

両親の命が助かったことに感謝します

ちわわのつーさん


ライフラインが止まっています

近所の残った方々と協力して 沢から水を引きました

飲み水にも使っています


※家は残っていても 生活が出来ずに避難所へ行く方もいらっしゃいます


ちわわのつーさん


電気がないのでロウソクです 仏壇にあったロウソクだそうです

カメラを暗闇モードにしたので撮れていますが 本当に暗いです

寒いので家の中でも厚着です


被災地の方の必要なものは 状況によって変わってきます


心配していた食料・生活用品は 支援物資をもらえるようになっていました

全国の皆様 ありがとうございます

皆様の善意が届いております 被災地で命を繋いでいます

本当にありがとうございます 皆で感謝しております



今回の訪問で喜ばれたものは 下記のものでした

もしも どなたかのお役に立てればと思い 書いておきます



◎ お花


津波で 近所に住んでいた叔父さん叔母さんが 亡くなりました

弔うお花も 被災地では手に入りません

こっちの花屋さんに事情をお話して 長持ちするような お悔やみ用のアレンジをお願いしました


◎ 新品の下着・衣類


家が被災し夫の実家に身を寄せている いとこのお姉さんのため


◎ ドックフード&ジャーキー


夫の実家の 隣の家の犬のため 無事で良かった

ドックフードも手に入りません

近所に動物がいたら その子の食べ物もぜひ・・・


◎ 家庭用の薬 (薬局で買えるもの)


風邪薬 鎮痛剤 胃薬 傷口用の抗生剤 など