こんなトリオは、大好きです・・・初めて東京銘曲堂を聴く | 讃岐鯉次朗の独り言

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ジャズと映画と広島カープについての一言。

2012年1月29日(日)  高松 SO NICE  東京銘曲堂


SO NICEのオープン記念ライブです。私は、ピアノもドラムスもいない
今回の東京銘曲堂のような編成が大好きです。ギターとべースに
サックス。このシンプルな編成は、王道ジャズファンには些か物足りない
と言われかねませんね。一番は、トローンボーンが入るのがベストです。

 川嶋さん、岡安さん、上村さんの3人は、各々がリーダーとして
活躍しながら、この東京銘曲堂の活動を続けていくことは大変でしょうね。
ギターアンプ以外は、マイクも使用しないで生音を大事にしたい、譜面台も
置かない、ジャズのスタンダードナンバーをストレートに表現したい
こういう考えを持ったトリオの演奏は、3人の音色も安定しており、良かったです。

今回は、次回作のエリントン集を中心の選曲です。お馴染みの曲から
お馴染みでない曲まで、川嶋さんは、テナー、変形ソプラノ、フルートと
マルチリードプレイヤー振りを発揮しています。特に変形ソプラノサックス
の音色がとても良いです。岡安さんの演奏は初めてですが、この回聴いて
解りました。東京銘曲堂の安定した演奏を維持しているのは、岡安さんの
ギターによるものが大きいようです。

 最後は、オーナーママの夏さんもヴォーカルで参加で2曲披露。


やはり、第一線のプロの演奏は充分納得出来る内容でした。