見合いを勧める母が、ついに、本音を吐いた。本当は、母親も夢があったけど、時代の関係で結婚するしかなくて、結婚したらしい。やっぱり、心のどこかに、後悔している部分もあったらしい。だからなのか、裏目に出てしまい、寅子にしつこく、見合いを勧めていたが、たまたま、甘味処で会った、大学の講師の桂場に延々と女性に対する差別的発言を聞いた、母親が桂場に反論述べて、店を出たと思ったら、呉服屋ではなく、本屋に行って、六法全書を買って、寅子に渡した。母親も本当は、夢を追いかけたかったらしい。なんとか、自分の思いどおりにしたいと考えたのか、「もし、弁護士になれなかったらどうするの?結婚もできなかったら、どうするの?」と言って、寅子を納得させようとしていた。まだ、若い寅子に、そんな先のことを話しても意味がない。母親あるある。すぐに、遠い未来の話をして、結婚の良さを伝えようとしたがるけど、周りの人を見ていればわかる。恋愛でも見合いでも、タイミングを間違えると、結婚はしあわせとは言えない。しあわせは誰かにするものでも、してもらえるものでもない。自分が見つけるもの。贅沢ではなく、運とチャンスとタイミングを自分で判断して、決めるものだと思う。結婚式と新婚旅行が楽しみで、相手もいないのに結婚したいはおかしいと思う。結婚は現実で夢ではない。自分がしたいと思うことがあるのなら、挑戦するべきです。しなかったら、その後悔は一生、心にすみ続けて、苦しめることになります。そして、もし、自分の子供に押し付けてしまうようなことだけは嫌だった。親子であっても、違う時代に生まれて育つと、まったく、考えの違う人になる。いいかげん、親子だから〜と言う考えはやめてほしいですね。田舎には、いますからね。
今日は、ちょっと、ホッとした気分でした。