昔のサスペンスドラマは、最初から犯人がわかるくらいに、単純で分かりやすい。その反面、ちょっと、勘違いしやすい刑事が多くてムカつくことが多いけど、必ず、主役と言うかスターの方が、必ず、真犯人を見付けてくれるから、すごく、安心することが多いけど、最近は、ストーリーが複雑で難しい。勘違いする刑事よりも弁護士とか検察官が多いので、なおさら、難しい!特に、「刑事7人」は、どの事件の犯人を探しているのかさえもわからなくなってくる。今の事件だけではなくて、10年前の事件に目をつけた。たまたま、裁判所で会って、じっと見つめていた、青年のことが気になり、調べていた。次から次と、事実がわかりはじめて、10年前の火事の犯人は、死刑判決を執行されたやつなのか?真実に向かって行く。ほとんど、しゃべらない、田中樹くんの演技が切なく感じた。親の離婚。震災によっておきる変化。せっかく、うまくいっていても、いろいろな事情により、別々になってしまう。そのため、しかたなく、悪い世界に行ってしまう。今、問題になっている、闇バイト事件もある。冤罪のこともある。思い込みが激しいだけで、きちんと冷静に判断できない人は、警察官や刑事はもちろん、弁護士や検察官にも合わないような気がする。冤罪のまま、死刑執行となった場合、警察及び裁判所の関係者に罪はないのか?そう思ってしまった。ひとり、捜査に歩いている、東山さんの姿に哀愁が漂う。