自分の思い通りにならないとイライラする。男の子だから、勝手に跡取りと決めつける。女の子も、早く嫁に出そうと見合い挿せようとする。孫たち本人の希望や夢は無視。あの時代はしかたないことかも知れないけど、こんなおばあさんにはなりたくない。東京での博覧会に、峰屋のお酒を出品しないかと言われて、変なプライドが高すぎて、断ってしまうが、万太郎は東京に行けるかも知れないと思い、おばあ様を納得させてしまう。確かに、これをきっかけに世界中で飲んでもらうほうが、これからの峰屋にはいいことなんだけどね。結局は、万太郎の思いが叶って、いよいよ、東京へとなる。そこでまた、いろんな出会いが待っているような気がする。万太郎は、現在の博士ちゃんですよね。最近は、まわりの大人たちが子供の希望や夢を大切にするために、何かと協力して、子供たちの能力を伸びるようにしている。このまま、万太郎が高知にいたら、その知識や才能は埋もれたままだったかもしれない。東京に行くチャンスをつかんだことによって、小学校を中退でも、大学の研究室で研究するほどの植物学者になったのだと思う。子供が夢中になっていることに否定ばかりせずに、のびのびと研究できるような環境を作って上げてほしいと思う。しかし、小学生で教師に英語で話せるような子供が、いろはにほへと~なんてやっていられないですよね。小学校中退するのは当然ですよね。